菅野美穂“ゆりあ”と松岡茉優“みちる”ら親子が「家族」になった瞬間に涙<ゆりあ先生の赤い糸>

2023/12/02 07:00 配信

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菅野美穂“ゆりあ”は松岡茉優“みちる”ら親子を「私の家族」と発言(C)テレビ朝日

菅野美穂が主演を務める木曜ドラマ「ゆりあ先生の赤い糸」(毎週木曜夜9:00‐9:54、テレビ朝日系)の第7話が11月30日に放送。第7話では、ゆりあ(菅野)が、家を出てしまったみちる(松岡茉優)ら親子を連れ戻す姿が描かれた。これまでみちると一定の距離を保っていたゆりあが、みちるら親子を私の家族と発言。グッと仲が深まったゆりあとみちるの姿に涙があふれた。(以下、ネタバレを含みます)

「ゆりあ先生の赤い糸」とは


同ドラマは、2023年の「第27回手塚治虫文化賞」で頂点となる「マンガ大賞」に輝いた入江喜和の「ゆりあ先生の赤い糸」(講談社)が原作。夫の介護、愛人との同居、嫁しゅうとめ問題などを痛快に乗り越える、かつてない地味でタフで明るい、平凡な“主婦ヒロイン”の姿を描く。

「ゆりあ先生の赤い糸」第7話を振り返る


主婦・伊沢ゆりあは、“禁断の恋”の相手・伴優弥(木戸大聖)が、過去のバイク事故のせいで性機能障害を抱えていると知る。優弥は自分自身が不良品だと思っているから、かなり年上の私を相手にしたのではないだろうかと、ふと湧き上がった複雑な感情を、ゆりあは拭えずにいた。

時を同じくして、いまだ寝たきり状態にある夫・伊沢吾良(田中哲司)を介護するため、営み続ける“夫の愛人や隠し子たちとの同居生活”に、またも予期せぬトラブルが発生する。ゆりあの後押しでバレエを習い始めたみちるの長女・小山田まに(白山乃愛)だったが、レッスン時間の変更に伴い、保護者の迎えが義務化されることに。仕事があるみちるに代わり、ゆりあは自分が迎えに行くと申し出るが、みちるは申し訳ない気持ちでいっぱいになる。

そんな中、レッスンのたびに思うように上達できず、肩を落として帰ってくるまにに、このままバレエを続けさせるか否かで、ゆりあと軽く衝突してしまうみちる。しかも、みちる親子をよく思わない吾良の妹・伊沢志生里(宮澤エマ)が、さらに追い詰めるようなことを耳打ち。居た堪れなくなったみちるは突然「家を出ようと思う」と、ゆりあに告げる。

何とかして、みちるを引き留めようとするゆりあ。一方、自分の孫かもしれないまにと小山田みのん(田村海夏)をかわいがるしゅうとめ・伊沢節子(三田佳子)は、志生里への怒りを爆発させる。 騒然となる伊沢家。そんな中、みちるがゆりあに向かって“吾良との関係と過去”を洗いざらい告白。さらに“一家”が揉め続ける中、吾良に異変が起こる。