菅野美穂“ゆりあ”と松岡茉優“みちる”ら親子が「家族」になった瞬間に涙<ゆりあ先生の赤い糸>

2023/12/02 07:00 配信

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菅野美穂“ゆりあ”は松岡茉優“みちる”ら親子を「私の家族」と発言(C)テレビ朝日

みちるが感じた疎外感


ゆりあは、優弥のことで頭がいっぱいになり、気持ちの余裕がなかった。そこへみちるがやって来て、まにのバレエについての話を持ち掛ける。

レッスンの時間が変更になったので迎えが必要になったと話を切り出したみちるに、自分が迎えに行くと言うゆりあ。そんなゆりあにみちるは、負担をかけてばかりで申し訳ない気持ちと、まに自身がバレエがうまくならないことを悩んでいると告げる。

みちるに、ゆりあは八つ当たりをするように、辞めさせたいんじゃないのと言い放つ。ゆりあの言い方にびっくりしながらも、いつもとは違うゆりあの状態に何かあったのかと首をかしげるみちるの姿はとても印象的だった。

その後、志生里の言葉をきっかけでみちるが家を出る事態に発展。引き留めようとするゆりあに、みちるはこれまで感じていた疎外感を告白する。ゆりあに何でも相談していたみちるにとって、ゆりあが自分には何も打ち明けてくれないことが何よりもずっと悲しかったのだ。

初めてできた恋バナ仲間


みちるは疎外感を隠していた。自分は愛人であり、ゆりあに何かを言える立場ではないからだ。しかし、志生里の言葉がトリガーになった。ゆりあが引き留める中、みちるはまにとみのんを連れ、家を飛び出してしまった。

公園で身を寄せ合っているみちるら親子の元にゆりあが現れる。みちるの前には怪しい男がおり、ゆりあは私の家族には指一本触れさせないと怒鳴りつける。実際には怪しい男は吾良の友人だったが、みちるは、ゆりあが自分たちを怪しい男から守り、「私の家族」と称してくれたことがうれしかったのだ。

家に帰ったゆりあとみちるは、腹を割って話すことに。みちるは自分の過去や、みのんの本当の父親は吾良ではないこと、吾良との本当の関係を打ち明ける。そんなみちるにゆりあも自分が恋をしている優弥の写真を見せ、胸の内を曝け出す。

ゆりあもみちるも恋の話をするほど信頼している相手がいなかったと思う。2人にとって互いが初めてできた恋バナ仲間だと考えると、なんだかほっこりとする。そして、ゆりあとみちるの距離がなくなり、「家族」になれたことに涙があふれた。

みちるVS志生里で吾良に変化が


ゆりあと話をする中で、みちるは志生里が稟久と偽装結婚をすることで、ゆりあを追い出そうとしていることを知る。その表情から分かるが、みちるは、ゆりあに対する志生里の態度が許せなかったのだろう。

怒りをぶつけるように、ゆりあが飲んでいた酒の空き缶をバキっとつぶす格好いいみちる。ちょっとへこませてみようなかなという言葉通り、後日、志生里をへこませることに。

冷静に志生里を追い詰めるみちると、大げさに騒ぐ志生里。ぴりぴりムードの中、吾良が話し出す急展開に。吾良がずっと起きていたことが明らかになり、このけんかはお預けになった。

今後もきっと対立するであろう、みちると志生里。今後の2人はどのような決着になるか、気になるところだ。

◆文=ザテレビジョンドラマ部