創業56年のお城のような豪華旅館「朝野家」で味わう湯とカニ料理
この日のメインともいうべき名湯を味わうべく、創業56年の旅館「朝野家」に向かった岡田。まるでお城のような外観の同宿は、吉永小百合も泊まったことがあるという由緒正しいお宿だ。
部屋には24時間源泉掛け流しの客室露天風呂もついているが、岡田がまず向かったのは大浴場。同宿の温泉では、滝風呂と水車風呂が楽しめる。
岡田は温泉に浸かるなり、「いや〜気持ちいい!」と大きな声を上げた。さらさらとした泉質の湯は、重曹成分が毛穴に詰まった汚れを落とす「美肌の湯」と呼ばれている。また奥には推定樹齢1200年のヒノキの丸太をくり抜いて作られたという、贅沢なヒノキ風呂も。ヒノキ風呂からは宿の象徴的な外観…お城の天守にも似た建築がよく目に入る。普通の温泉とは一味もふた味も違う体験を味わうことができそうだ。
温泉を堪能したあとは、朝野家自慢の料理をいただくことに。今回提供されたのは、兵庫県産のベニズワイガニ「香住ガニ」のフルコース。使用されているカニは、水揚げされてから24時間以内に競りに出されている鮮度抜群の香住ガニ。フルコースの最初のひと皿は、茹でガニから。
口に含むなり、「うまい…」と感動に震える岡田。鮮度の良さを感じる水々しさと甘味の強さ、ぎゅっと締まった身も特徴だ。さらには見た目から水々しさが伝わるカニ刺しも味わうと、岡田はついに言葉を失ってしまう。
だがフルコースはまだまだ続く。「カニの炭火焼き」は、生の風味と香ばしさどちらも味わえる絶品料理だ。カニすきの出汁にはカニと野菜の旨みがふんだんに煮詰められており、その出汁を吸ったシメの雑炊もたまらない。カニのフルコースをいただき、最高のひと時を味わった岡田であった。
街ロケ適性の高い“スベリ芸”という武器
“スベる”のが芸である岡田は、“街ロケ”適性の高さでいえば他の追随を許さない芸人といえるだろう。これは相手がどんなキャラクターであっても成立するという意味で、たとえば今回の酒樽風呂シーンがわかりやすい。
一生懸命ボケた岡田が見事に空振りしても、ウケない・盛り上がらないことそのものが岡田の「ちょっと!」というセルフツッコミを滑稽に見せてくれる。誰を悪者にすることもなく、「スベり倒した空気」で笑わせるという芸風は、素人を相手にすることが多い街ロケにぴったりといえるだろう。
だがこれらの芸が成立するのは、ひとえに親しみやすい岡田のキャラクターに起因する。“スベる人”という共通認識と彼の明るいキャラクターが、誰も傷つけない笑いを生む。今後もさまざまな出会いのなかで、素人との思いがけない化学反応でお茶の間を沸かせてほしいものだ。
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