9月24日(日)より、WOWOWプライムにてスタートする永作博美主演の「連続ドラマW 沈黙法廷」に、市原隼人らの出演が決定。永作が演じる連続殺人事件の容疑者・山本美紀を思い、彼女を信じ続ける青年・高見沢弘志役の市原は「生々しい感情が映像の中で生きる事を胸に現場と向き合って行きます」と意気込みを語った。
本作は直木賞作家・佐々木譲の同名小説が原作の法廷ミステリー作品で、佐々木作品としては初めての映像化となる。
一人暮らしの老人が絞殺体で発見され、捜査が開始される。捜査を進めていくうち、個人営業の家事代行業者をしているという「山本美紀」という女性が浮上する。
彼女の仕事先で他にも複数の不審死が発生していたことが判明し、連続殺人犯としてマスコミの報道は過熱する。彼女は一体、何者なのか、何が真実なのか警察、マスコミ、彼女を信じる者、三者三様の視点から、美紀の人生が徹底的にあぶり出されていく。
今回明らかになった出演者たちは、高見沢を演じる市原の他、うだつのあがらない男だが、世間が注目する美紀の弁護に名乗りを上げる弁護士・矢田部完に田中哲司、赤羽署の刑事であり、老人孤独死事件の真相を追求する所轄の刑事・伊室真治に杉本哲太。
その他、伊室とバディを組む警視庁のエリート・鳥飼達也に大倉孝二、伊室の部下であり、刑事課に来たばかりの新米刑事・西村敦子に臼田あさ美、高視聴率を狙える大きなネタを探しているテレビ局ディレクター・高井陽介に甲本雅裕、そして美紀に家事代行業を依頼し、赤羽の自宅で変死体となって発見される資産家の老人・馬場幸太郎を北村総一朗が演じる。
大河ドラマ「おんな城主 直虎」(NHK総合ほか)での好演も話題の市原に、4月期には「緊急取調室」(テレビ朝日系)と「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」(フジ系)に掛け持ち出演、7月期にはドラマ25「デッドストック~未知への挑戦~」(テレビ東京ほか)に出演中の田中ら、ドラマ界には欠かせないキャストたちが永作の脇をしっかりと固める。
あらためて、市原は出演に当たって「主人公の女性に恋をし、愛が芽生え、会えなくなり生まれた心の隙間に突き刺さる事実と真実が虚無感と混ざる中、相手を思い続ける弘志を演じさせていただきます」とコメント。
また、田中は「原作では、社会の暗部と希望がうまく表現されており、これをドラマにするのはとても大変なことだと感じました。私が演じる矢田部は原作からキャラクターが変更されており、市原さん演じる弘志とのつながりなど、ドラマ版オリジナルで構成された部分も楽しんでいただければと思います」と、見どころを語った。
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