三谷幸喜×長澤まさみのミステリー・コメディー映画「スオミの話をしよう」 瀬戸康史、宮澤エマ、戸塚純貴が出演

2024/07/09 05:00 配信

映画

「スオミの話をしよう」新キャスト発表(C)2024「スオミの話をしよう」製作委員会

三谷幸喜が監督・脚本を担当し、長澤まさみが主演を務める映画「スオミの話をしよう」が9月13日(金)に全国公開される。このたび、新たに瀬戸康史宮澤エマ戸塚純貴が出演することが発表され、コメントが到着した。さらに、ポスタービジュアルと予告映像が公開された。

三谷幸喜9作目の映画監督作品「スオミの話をしよう」とは


本作は三谷にとって「記憶にございません!」(2019年)以来5年ぶり、映画監督作品としては9作目となる最新作はミステリー・コメディー。主演の長澤まさみは、ドラマ「わが家の歴史」(2010年)に出演以降、「紫式部ダイアリー」(2014年)「真田丸」(2016年、NHK系)といった三谷作品に出演し続け、「鎌倉殿の13人」(2022年、NHK系)では語りを務めた。三谷が「いつか長澤さんと映画をやりたいと思っていた」と語り、長澤の三谷映画への初出演が実現した。

大富豪の妻・スオミ(長澤)が行方不明となったことを知り、夫が住む豪邸に集結したのは、一癖も二癖もある5人の男たち。彼らは皆、スオミを愛した夫たち。

血の気の多い庭師・魚山(遠藤憲一)、怪しげなYouTuber・十勝(松坂桃李)、情に厚い警察官・宇賀神(小林隆)、かなり神経質な刑事・草野(西島秀俊)、そして現在の夫で身勝手な芸術家・寒川(坂東彌十郎)。しかし、彼らが語るスオミは、見た目も、性格も、まるで別人だった。

映画「スオミの話をしよう」ポスタービジュアル(C)2024「スオミの話をしよう」製作委員会


“若手で僕が今一番注目している方”三谷幸喜絶賛の戸塚純貴が出演


スオミの4番目の夫・警察官である草野(西島)の有能な部下・小磯杜夫(こいそもりお)を瀬戸康史が熱演。瀬戸は、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(2022年)をはじめ、「23階の笑い」(2020年)や「笑の大学」(2023年)など、近年の三谷演出の舞台作品にも欠かせない存在。本作では癖の強い5人の夫たちに相対し、振り回されながらもスオミの行方不明事件を解決すべく奔走する。

ある時は、スオミのママ友、ある時はインテリアコーディネーターの女。スオミの行く先々に現れる神出鬼没な女・薊(あざみ)を宮澤エマが務める。宮澤は大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(2022年、NHK系)、映画「記憶にございません」(2019年)、Amazon Original ドラマシリーズ「誰かが、見ている」(2020年)、舞台「日本の歴史」(2018年-2019年)や「オデッサ」(2023年)など、数多くの三谷作品で存在感を放ってきた。

スオミの現在の夫である寒川(坂東)の世話係・乙骨直虎(おっこつなおとら)には、連続テレビ小説「虎に翼」(2024年)の轟太一役で話題沸騰中の戸塚純貴。戸塚は、三谷監督が脚本を手掛ける舞台「ヴァンプ・ショウ」(2022年)の再々演の際に、三谷監督の目に留まり、“若手で僕が今一番注目している方”と言われるほどの期待とラブコールを受けて、三谷演出作品に初参加する。