元SKE48メンバーで俳優の北野瑠華が1st写真集「触れて、みる?」(白夜書房)を発売。9月14日に都内で発売記念イベントを開催し、イベント前に囲み取材に応じた。
売り上げが見込めないと思われたのか…
初めての写真集発売に「ついに来た!」と心境を明かした北野。「グラビアはアイドル時代にもたくさんやらせてもらったんですが、写真集を出してほしいという声をたくさん頂いて、いつか出せたらいいなと思っていたんですけど、在籍中にはかなわなかったので、卒業して出せると決まったとき『やったー!』って心の底から思いました」と笑顔を見せる。
「アイドル卒業後、俳優になってからの写真集出版は珍しいのでは?」という質問には「そうですね。ちょっと言いづらいんですけど、やっぱりアイドル時代にあまり人気がなくて…(笑)。グラビアは結構やらせていただいていたんですけど、ちょっとSKE48の運営に売り上げが見込めないと思われたのか、そのメンバーには選ばれなかったんですけど…」と自虐的に語って笑いを誘う。
「でも、卒業してもタレントを続けていくっていうことを発表したら、『グラビアも続けてほしい』っていう声が、ありがたいことにたくさん届いていまして。『じゃあ、やろう』ということで1人になったからこそ、今回できた写真集です」とファンの声によって実現したという。
続けて「ファンの声がSKE48の運営に届いてなかった?」と聞かれると、「ファンの皆さんの声はめちゃくちゃ届いていたんですけど、たぶん運営がちょっと動く気になれなかったんですかね。やっぱり私の人気がちょっと足りなかったみたいです。見返したいですね、SKE48の運営を。たくさんの方の手に届くように、私も頑張りたいと思います」と意気込んだ。
大胆な姿を披露「中途半端なものは作りたくない」
沖縄で撮影したという本作については、「沖縄っていうこともあったし、写真集として一つの作品を作るにあたって、自分の今出せる最大限の表現をしたいなと思ったので、結構大胆なショットに挑戦したり、衣装もこだわって選んで、沖縄の雰囲気に合うように、そして自分の魅力を最大限に引き出せるように撮影に挑みました」とアピールする。
一糸まとわぬ姿を披露している表紙など、先行カットの公開で話題となっていたが、周囲の反響については「(SKE48の)メンバーだったり家族だったりっていう反応は…なかったんですけど(笑)」と告白。
「でも、写真集を出すというのは本当に念願だったので、中途半端なものは作りたくないなっていうのが一番、自分の中で気持ちとしてあったので、『やるならとことんやろうぜ』ということで、ここまで挑戦しました。やっぱりアイドルだったら絶対できないことだったので、卒業した今だからこそできる自分の表現をやらせていただきました」と、本作への思いを明かした。
「今までのグラビアではやれなかったことをやりたいというのが一番あったので、自分の今できることを、どこまで自分ができるのかっていうのをスタッフさんとたくさん相談して決めて、『いや、私はここまでできるぞ!』と言って、結構大胆なショットに挑戦しました」という北野。
撮影については「緊張とかはなく、スタッフさんの前でも結構大胆に撮影していました。でも、カメラマンさんは過去にもグラビアを撮ってくださっているし、信頼関係が築き上げられたチームでの撮影だったので、団結して良い作品ができたかなと思います。恥ずかしさは全くなかったですね。グラビア撮影してんなっていう、新しい気持ちでした。新しいことに挑戦できているうれしさの方が強かったです」と振り返った。