堂本光一、番組中に多部未華子の“夢”サポート “座長らしさ”見せる
9月17日放送の「KinKi Kidsのブンブブーン」(フジ系)で、KinKi Kidsの堂本光一、堂本剛がゲストに多部未華子と池田鉄洋を迎えて、世田谷区の池尻稲荷神社を訪問。光一が、巫女に憧れる多部未華子を、さりげなくバックアップするという“座長らしさ”を見せる一幕があった。
多部が「舞台をやるのでその宣伝できました」と、直球の告知に驚くKinKi Kidsの二人。池田もすかさず「オーランドという舞台が…」とフォローを入れた。ヒロインを務める多部に対し、自分は「その他大勢」だと自虐的に語った池田。すると光一は、「そこを支える立場としてね」と池田の役割をさりげなく讃えると、「ありがとうございます!」と驚いた表情でお礼を伝えた。
今回のテーマは、多部の「巫女さんになりたい」を叶える企画。名前の「未華子」の字は、神社から授かった名前であり、幼い頃から巫女に憧れていたという。現在も巫女のバイト募集に目を光らせていると話せば、「事務所の社長さんに相談して、バイトと本業やりたいんですけどダメですか?って」と剛。光一も「バイトもなかなか難しいもんね」と多部の夢に親身になる二人。
宮司から参拝の作法を学んだ一行。衣装替えを済ませ、いよいよ今回のメインである巫女の仕事体験へ。上下白の袴姿の男性陣。剛は、長髪も相まって神主とは一味違った独特の雰囲気に。一方の光一は、真っ白な着物姿に映える美肌が強調されていた。どんな衣装を着ても個性がしっかりと際立つKinKi Kids。
中でも印象的だったのは、巫女になりたい夢をかなえる多部を、光一がさりげなくバックアップした場面だ。
念願のお守り授与を行うことになった多部。一人で授与所に立つ姿を、別室から池田とKinKi Kidsの二人が見守る。冷静な様子だが「テンションMAX」と意気込む多部に、光一はさりげなく事前シュミレーションを開始。参拝客とのやりとりを想定して具体的な例を挙げた。
「どうする?多部さんだよねって言われたら」ありそうな質問に対して多部は、「巫女です」と答えた。バレそうになっても強引に巫女であることを通す作戦だ。授与所でも、「例えば、最近良いことがなくてみたいな、そんなことを言われたら?」光一からのお題に、「こちら、福の神様…」ストラップを提案。「ああ、(そういうものが)あるんだ。いけそうだね!」光一は、剛と池田を見ながら、笑顔で太鼓判を押した。
番組が本人に内緒で仕込んだちょっと厄介な参拝客にも積極的な姿勢で応対する多部。剛は、ちょっと寿司屋さんっぽいとしながらも、池田と共に小さなミスを笑いに変えた。質問が多い夫婦の参拝客を前に、奮闘する多部を見て「がんばってるじゃん」とつぶやいた光一。終始、笑顔で見守っていた。
番組内では、自分の夢を叶えるべく積極的な姿勢で立ち向かう人を、さりげなくサポートする“座長”堂本光一が顔をのぞかせていた。長らく座長を務めている舞台「SHOCK」シリーズでは、自らも挑戦を続け、同時にたくさんの若手を育成してきた光一。頑張る者をバックアップする姿勢が、ごく自然な形で発揮されていたのではないだろうか。
次回は9月24日(日) 放送。ゲストに乃木坂46の西野七瀬、桜井玲香、松村沙友理が登場する。【著・柚月裕実】
毎週日曜昼1:30-2:00
フジ系