稲垣吾郎×草なぎ剛×香取慎吾が語る“72時間テレビ”涙の真相!!
11月2日から5日にかけて配信された、AbemaTVの「72時間ホンネテレビ」。何事にも全力で取り組む稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の姿に多くの視聴者が引き付けられ、時代の変革をも感じさせた。特に72曲を歌い上げたライブからのエンディングでは、稲垣がこれまで決して見せたことのない号泣をし、草なぎは涙をこらえ、香取の頬には静かに涙が伝った。どれだけの思いが3人にあったのだろうか。配信から数日後、涙の理由を率直に尋ねた。
香取「何だろうな…72時間の思い全てが…。僕は歌っている最中からグッとくる部分があって。歌を乗り切らなきゃとか、歌い切れるかな、喉が痛いなって思いながら歌っていたのに、歌の力というか、歌詞に今の自分の状況を重ね合わせてしまって。それでグッときちゃってるけど、いやいや、そんなことよりも歌い切りたい、という思いがぶつかり合ったり。それに、ゲストの皆さんからメッセージVTRもありましたし。この状況で来てくださったゲストの方への感謝をどう返したらいいのかと思ってたのに、コメントをいただいてたのも知らなくて。吾郎ちゃんとつよぽんも、あのメッセージがあるって知らなかったでしょ?」
草なぎ「そうね」
稲垣「うん」
香取「来てくださっただけでもありがたいのに『頑張ってください』と言っていただいて、ちょっとやられちゃったなって」
草なぎ「そう…いろんな気持ちがあったね。本当に、新しい第一歩だったので。3人で72時間の最後にライブをやる、しかもステージに立つのは久しぶりで。初めての3人のステージということで、僕らが他のアーティストの曲をこんなに歌うなんて、前代未聞だと思うし、やる前はプレッシャーとか不安要素も大きかった。実際にやってみると、ファンの方の応援を感じたのと、やっぱり皆さんへの感謝の気持ちが大きくて。あと、森(且行)くんのコメントで森くんのレースを見たのも、思い出しちゃったし。いろんなものを皆さんにもらって、これからも頑張っていこうって気持ちが最後にまた湧いたね」
香取「草なぎさん、涙こらえてたんだ」
草なぎ「そうだね」
香取「知らなかったな。あのときは、横を見られなかった。吾郎ちゃんの涙は感じてたけど、そこには触れられなかったし。触れると、自分も崩壊しちゃうから。吾郎ちゃんを挟んで、つよぽんがいたから、僕は分かってなかったけど、そうだったんだ」
稲垣「皆さん、大変なスケジュールの中、出てくださって、自分たちは幸せ者なんだなって感じたよね。応援してくれているゲストの方、視聴者の方、スタッフの方、その思いにすごく感激したというか。僕らを見ている皆さんは、今まで涙するような気持ちになったり、いろんな感情がここ何年もあったわけで。その中で僕らが感情をあらわにするのが、僕はあんまり良くないなと思っていたので、うそでもなるべく平常心を保っていたいと思っていたんだけど。大勢の方のコメントと、最後の森くんのコメントには、グッとやられちゃった。でも、今後あんなふうに泣くことは、ありません!」
草なぎ「分からないよ~。運動会だって、もうやらないって言ってたのに、今回やったじゃん(笑)」
香取「子供のころから運動会が嫌だったのにね(笑)」
稲垣「何で40歳過ぎて運動会やらなくちゃいけないんだよ(笑)。楽しかったからいいんだけどさ。泣いたのはそのときの素直な気持ちだし、ちょっとこっぱずかしい感じが自分の中にはあるけど『ホンネテレビ』をやったんだから、思ったこととか感情は、“本音”で出して良かったんじゃないかなって思ってる」
取材・文=伊沢晶子
「72時間ホンネテレビ未公開シーン&トレンド入りの瞬間7.2時間で全部みせますSP」
11月19日(日)昼5:00-夜0:12
AbemaPremierチャンネルにて放送
※放送日にチャンネルオープン予定