まもなく創立100周年を迎える堂上総合病院。堂上たまき(野際陽子)はブータンに診療所を開業。たまきに同行していた相良浩介(沢村一樹)が帰国すると、新院長に就任した森山卓(高嶋政伸)と、うさん臭い経営コンサルタント・猿渡圭介(手塚とおる)の手により、堂上総合病院は大混乱に陥っていた。
帝楼会病院の伴財日出彦(石橋蓮司)ら他病院の院長からばかにされ、見返してやろうと躍起になる森山。
その頃、折原克也(粟島瑞丸)・聡美(安藤聡海)夫妻とその娘・美都(鈴木梨央)が、美都の生体肝移植手術を相良に頼みたいとやって来た。しかし院長の森山は、美都が帝楼会病院からの転院と聞き、伴財への恨みでその手術を断るよう命じる。その一件が猿渡の入れ知恵だと知った相良は、ある策を巡らせる。
時を同じくして森山の母・日美子(松坂慶子)が腹痛を訴え搬送されてくる。そんな中、森山に“ライブオペ”の話が舞い込む。腹腔鏡オペのスペシャリストとして名高い森山の手術を世界に配信すれば、病院の評判も上がると考えたのだ。“ライブオペ”当日、日美子の容態が急変、緊急手術が必要に。しかし日美子は「卓ちゃんの手術でなければ受けない」と言い張り、森山は窮地に立たされる。
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