サクラ(綾野剛)らペルソナ総合医療センターの医師たちの活躍を描く「コウノドリ」(TBS系)。出生前診断で陽性反応が出た夫婦がペルソナを訪問。サクラは羊水検査の結果が出ないと明言はできないが、今後のことを夫婦できちんと話し合うようにと進言する。だが、診断結果を受けて、人工死産を選択しようとする夫婦に、サクラらはやりきれない思いを抱える。
最終回、ここまで“チーム”として戦ってきたペルソナの面々にも転機が訪れる。四宮(星野源)は父が亡くなり地元へ帰り、下屋(松岡茉優)は救命に転科。白川(坂口健太郎)も新たな研修先を見つけ、ペルソナを離れることに。那須田淳Pは「今いるチームがずっと同じ状態、場所に居続けることは厳しいですよね。下屋が去り、白川も去ることが決まった状態で、他のメンバーにも転機が訪れます。サクラが仲間をどのように見守っていくかが注目です」
「陸王」(TBS系)では、「こはぜ屋」立て直しのため戦ってきた宮沢(役所)たちが再びピンチに。ランニングシューズ「陸王」の製造がストップし、赤字経営に陥る。坂本(風間俊介)から「こはぜ屋」のフェリックスへの買収を勧められ、飯山(寺尾聰)もフェリックスとコンタクトを取ろうとし、宮沢は頭を抱える。「こはぜ屋」を買収したい御園は宮沢に自身の会社のマーケティング力を売り込み、宮沢の心を揺り動かす。はたして御園は敵なのか、味方なのか!? 一方、茂木(竹内涼真)は前回棄権した豊橋国際マラソン大会に再度挑戦したいと決意するが、「陸王」はなく、履く靴を失い悩む…。
そんな最終回、気になるのが埼玉中央銀行を辞めて投資会社に転職した坂本の動き。「こはぜ屋」の最大の理解者だったはずの坂本が宮沢に買収を持ちかける。その真意とは? そして、こはぜ屋の行く末からも目が離せない。伊與田英徳Pは「フェリックスの社長・御園(松岡修造)が鍵に。超和式なこはぜ屋がアメリカナイズされたフェリックスとどう向き合っていくか。また、茂木が最後に何を履くかも期待してください!」
市長・智子が市民目線でさまざまな政策を行ってきた「民衆の敵」(フジ系)。「ニューポート建設」を推進する犬崎(古田新太)派と反対派の智子(篠原涼子)との対立が続く中、12/18月放送の第9 話では、犬崎が遊園地を造る計画を発表するなど世論を味方につけ、智子にとっては逆風が吹き荒れた。最終回では、ついに犬崎と智子が一騎打ち!
一方、智子を支える誠は、智子が犬崎によってリコールされないよう、政治家一家のサラブレッドとしての力を発揮し始める。しかし、誠が市議として最終的に目指す目標は不明…。誠? そんな誠を演じる高橋がこのほどクランクアップ。最後に撮影したのは、3 年後の誠。見た目もどこか洗練された誠が記者からの質問にりりしく答えるシーンで、高橋は目線や口調を監督と話し合いながら、撮影に臨んだ。3 年後の誠がどんな立場になっているかは最終回で明らかに!
そんな悲喜こもごもの最終回、しっかりチェックして2017年を締めくくろう!
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