「99.9」「西郷どん」「トドメの接吻」…日曜は豪華ラインアップ!【冬ドラマ人物相関図 ~日曜ドラマ編~】

2018/01/07 07:00 配信

ドラマ

冬ドラマの相関図を放送曜日ごとに紹介する同記事シリーズ、今回の日曜ドラマ編は、松本潤主演の「99.9」第2シーズンや、山崎賢人ドラマ初主演作「トドメの接吻(キス)」など名作候補揃い。そして、いよいよ1月7日より鈴木亮平が西郷隆盛を演じる「西郷(せご)どん」がスタートする。豪華ラインアップの日曜日放送ドラマの人間関係が一目で分かる相関図とストーリーを紹介!

明治維新を成し遂げた男の波乱の生涯を描く 大河ドラマ「西郷どん」


激動の時代の中で唯一無二の革命家へと覚醒し、明治維新を成し遂げていった西郷隆盛。彼の生涯を、原作・林真理子×脚本・中園ミホ×主演・鈴木亮平で描く。

薩摩(鹿児島)の貧しい武家に育った西郷吉之助(隆盛)は、困った人を放っておけない心優しき熱血漢で、男にも女にもモテモテ。しかし、幼少期は負けん気の強いガキ大将で、それが災いして友人とけんかをし、得意の剣術ができない腕になってしまった。希望を失い落ち込んでいるとき、偶然知り合った島津斉彬(渡辺謙)から世界の大きさを教わった吉之助は、未来への希望を膨らませるのだった。

薩摩の下級武士から「革命家」へと躍進した男の波乱の生涯が、中園ミホ脚本で描かれる


作品のテーマの一つになっているのが「失敗する男」。制作統括の櫻井賢は「2度の島流しや3 度の結婚など、波乱に満ちた人生を経て西郷隆盛は成長していきます。西郷は何度も失敗し、壁にぶち当たる。『失敗は許されない』という非常に息苦しさを感じるこの御時世(笑)。失敗しても壁を乗り越えていく西郷の姿にわくわくします」と明かした。

'17年の夏に行われた鹿児島ロケでは、地元の協力を全面に受けて撮影を敢行。西郷隆盛に縁の深い土地や島津斉彬がこよなく愛し、篤姫も足を運んだという島津家の別邸・仙巌園などが数多く登場する。また、地元の方々がエキストラとして参加。全員が前のめりになって薩摩言葉を迸らせながら、序盤の重要シーンを盛り上げた。そんな撮影の中、エキストラたちは英雄・島津斉彬(渡辺謙)の登場に感激。斉彬が集団に投げ掛けるせりふに感極まり涙を流す人もいたという。

山崎賢人が門脇麦のキスで死を繰り返す「トドメの接吻」


愛を捨てた“クズ男”が、謎の“キス女”のキスによって時間を繰り返しながら、金と権力を追い求めていく姿を描く。

ホストクラブ「ナルキッソス」のナンバーワンホスト・旺太郎(山崎賢人)は、女性客をもてあそぶクズ男。クリスマスイブの夜、ナルキッソスに資産100億のホテル王の娘・美尊(新木優子)が来店すると、旺太郎は美尊をものにしようと張り切る。しかし、突然現れたサンタクロースの恰好をした女(門脇麦)にキスをされ、息絶えてしまう。意識を取り戻した旺太郎は、7日前に時間が戻っていることに気づく。困惑しながらも同じ日常を繰り返し、イブの夜を迎えた旺太郎の前に、再び“キス女”が現れ、旺太郎はまたもやキスで殺されてしまう。

山崎賢人が金と権力を追うクズ男に…!


脚本は、いずみ吉紘。「デスノート」('15年、日本テレビ系)でダークヒーローを描いたいずみが、“クズ男”をどのように描くのか注目だ。また、ドラマのポスター撮影では、門脇麦が山崎賢人に“死の接吻”をしようとするカットを撮影。山崎賢人が試行錯誤しながら、さまざまな表情を披露していく中、何かをたくらむように妖しげにほほ笑むと、プロデューサーからは「ああ~!」と納得の声が。その反応に、山崎賢人も「正解(の表情)出ました?」と、思わず前のめりで仕上がりをチェックしていた。