――本作は、「リーガルハイ」シリーズ(2012 年ほかフジ系)の古沢良太が脚本を担当。二転三転するだまし合いをテンポあるストーリーで見せていく。
長澤「悪者を退治していくというストーリーは古典的だと思うんですが、そこに行き着くまでにいろんな変化球があって新しい感じがします。風を感じますよ」
小日向「脚本が素晴らしくて。オリジナルでよくここまで書けるな~と思いますね。だまし加減とか、キャラが違和感なく話の中に溶け込んでいる様とか、圧巻ですよ」
東出「緊張と緩和のリズムが面白くて、脚本を読んでいるだけで頭の中に映像が浮かんでくる。ただ、それをどう表現できるか…」
長澤「初めてやらせていただくのに、こんなに私たちのことを知っているのだと驚きました。愛情がたっぷり詰まった台本ですね」
――3人のチームワークで敵を退治していく物語。現場でもコンビネーションは抜群のようで…。
長澤「ムードメーカーは小日向さん。現場でもずっと話をしていて、東出くんはこういう趣味があるみたいよ、とかいろいろ教えてくれるんです」
小日向「一緒にいるといろんなことを知りたくなるでしょ」
東出「小日向さんとは親子ほど年齢が離れていますが、そんなこと全く感じさせず…。楽しい現場ですね」
小日向「ただ、僕はみんなのことをたくさん知りたいだけなの。特に東出くんみたいにスタイルもバッチリな人は見たこともないからさ」
長澤「小日向さんは、東出くんに憧れている(笑)」
小日向「こんなにも男前の人がいるなんて…。でも嫉妬はしない。だって違い過ぎるんだもん」
東出「こんなふうにおっしゃっていますが、スタートがかかったら本当に素晴らしい演技をされていて。こういう先輩になりたいなと思いますね」
長澤「多くの人にドラマを見てもらいたい、という気持ちが一緒で団結力がどんどん高まっている気がします。3人で織り成すだまし合いを楽しみにしてもらいたいです!」
取材・文=玉置晴子
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