長澤まさみが主演を務める“月9”ドラマ「コンフィデンスマンJP」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系)。長澤と東出昌大、小日向文世が信用詐欺師(=コンフィデンスマン)を演じ、欲にまみれた人間たちから大金をだましとっていく痛快コメディー作品だ。
毎回さまざまな業界を舞台に壮大な計画を展開していく本作で、5月21日(月)に放送する第7話「家族編」では、これまでとは違ったテイストで物語が進んでいく。草ヶ谷大輔プロデューサーに見どころを聞いた。
「普遍的な“家族”をテーマにお届けする、すてきな回になっています。この話は全体的に小津安二郎監督作品のような世界観を作っていきたいと話していました。ちょっとレトロでノスタルジックな雰囲気の中で展開し、見終わった後は心温まる話になっています」。
ゲストには竜雷太が登場。竜が演じる与論要造は、一見上品な好々爺(こうこうや)だが、若い頃は違法すれすれの株式操作で荒稼ぎした経済ヤクザという役柄だ。
闘病生活を送る要造のことを知ったダー子(長澤)は、小さい頃に家を飛び出した要造の娘・理花に成り済まし、要造の資産10億円を狙う。
「単純に言うと、いかにして与論要造の懐に入るのかという回です。遺産を巡る骨肉の心理戦の中でだましを繰り広げますが、その先には、爽快感だけではなく心温まるものがあるんです。
家族を知らないダー子とボクちゃん(東出)が、初めて家族に触れます。詐欺師としてですが、彼女たちが疑似家族を経験したことによってある化学反応もうまれます」。
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