――“月9”ドラマ出演は、「失恋ショコラティエ」(2014年、フジテレビ系)以来となります。
僕が演じる鉢巻秀男とコンフィデンスマンとの1対3という、少ない人数でのお芝居がメインでした。お一人お一人と向き合って、濃密なお芝居を演じさせてもらって楽しかったです。
僕は初日からセリフが多かったので余裕はなかったのですが、撮影に入った瞬間、「この現場の空気感いいな」と思ったんです。お三方のコンビネーションはもちろん、スタッフも大好きな方がたくさんいらっしゃる現場で、やりがいがありました。できることなら1話からご一緒したかったというくらい、すごくいいチームでした。
――脚本を読まれた感想を教えてください。
古沢さんの脚本での出演のお話を頂けたことが、すごくうれしかったです。この鉢巻秀男は難しいキャラクターだと思いましたが、ストーリー自体は1時間をワンシチュエーションの中で展開するのです。
その中で見事にひっくり返して、またひっくり返して、坂道を転がるような、最終的に表と裏どっちで着地するんだろうという面白さがあります。
――演じられた鉢巻秀男というキャラクターについて教えてください。
父親との関係性など切ない部分があって、本当は気弱で優しいヤツなんだと思います。どこかで歯車が狂ってしまったんでしょうね。短いシーンでしたけれど、親子でのシーンも監督が丁寧に撮ってくださったんで、うれしかったですね。
――長澤まさみさんとは、久しぶりの共演ですね。
ずっと再会したかった方です。最初にお名前を聞いたとき、まさみちゃんも、でっくん(東出)も、こひさん(小日向)も大好きなので、すごくうれしかったですね。
3人と久しぶりに会って、いきなりこういう距離感のお芝居だったので楽しかったです。まさみちゃんとは3日間の撮影でしたけれど、あっという間に感じましたね。
――ドラマを楽しみにしているファンの皆さんへのメッセージをお願いします。
本当によく練られた素晴らしい脚本です。「どっちに転がるんだろう!?」というどんでん返しを存分に楽しんでください!
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