千原ジュニアコメント
――収録の感想をお願いします。
僕も単純にお笑いファンの一人なので、お笑い芸人なんてみんなお笑いファンやから、そういう人間にとってはたまんない番組ですね。楽しいですね。これを生で見られて、感じられるって。これ誰か違う人がMCしてたら、すごいジェラシー感じますもんね。
それでスケールがいつもの3倍ともなると、面白いメンバーがたくさんいました。「座王」は、普段舞台に立っていないときにどれだけ芸人として過ごしているかっていうのが出る番組でもあるので。でも面白いですね、みんな。
――31人といつもの3倍以上の人数でした。
あの選びたい放題の中から、「誰を選ぶねん」っていう“ヒリつき”は芸人の中ではすごいあって。「なんでこんだけいて俺やねん。どう思ってるねん、俺のこと」っていう、実はそこは人数が多い時の方が、芸人にしか分からない、ちょっとピリっとした空気がありましたね。
――今回、審査委員長を務めた板尾創路さんの審査についてはいかがでしたか。
的確であり、審査員長のつぼが明確なので、その辺がぶれないですよね。全員納得じゃないですか。
――今回のSPでは敗者復活戦が設けられました。
あれは通常回でもできるなと思いましたね。もう一回見たいなって人がいるので、時間がね…なかなか厳しいですけど、レギュラー回にも導入したいと思います。制作側としては、どのように復活させるのかっていうのを考えるのも楽しいです。また別のかき混ぜ方が一つできる感じが。
――「座王」も放送開始から1年以上がたちました。周囲からの反響はありますか?
大阪の芸人からは「出して下さい!」っていう声をよく聞きます。視聴者の方で「座王」で初めて見たっていう芸人もいるでしょうし、若手にチャンスを与える番組になっているんじゃないですかね。今後もいろんな若手に出てもらいたいです。
――今回のSPで感じた「座王」の魅力を改めてお願いします。
バラエティーなので、もちろん楽しいんですけど、非常に芸人にしか見えない緊張感のある空気が流れているというか、その塩梅がちょうどいいんじゃないですかね。
このご時世、芸人しか出ていない“純度100%”のお笑い番組ってなかなかないですからね。だいたい(どの番組も)多少の情報が入ってきますけど、何の役にも立ちませんからね、この番組(笑)。そんな番組が数少ない中で、いいんじゃないですかね。
――最後に読者に見どころを含め、メッセージをお願いします。
本当に今、勢いに乗っていたり、脂が乗りきっていたりするいろんな芸人が、ただただプライドをかけて勝負、面白いことだけをし合うという稀有な番組なので、まあ楽しめます。
最初からはもちろん、途中からでも全然見られる番組なので、途中参加大いに結構! 何の前段もいりませんからね。チャンネルをつけたところから面白い。ぜひご覧いただきたいと思います!
1月2日(水)夜11:40-1:40
カンテレで放送
MC=千原ジュニア
進行=竹上萌奈(カンテレアナウンサー)
審査員=板尾創路
プレーヤー=ウド鈴木(キャイ〜ン)、飯尾和樹(ずん)、お〜い!久馬(ザ・プラン9)、ハリウッドザコシショウ、岩尾望(フットボールアワー)、ハチミツ二郎(東京ダイナマイト)、笑い飯(西田幸治、哲夫)、ヤナギブソン(ザ・プラン9)、じゅんいちダビッドソン、馬場園梓(アジアン)、加藤歩(ザブングル)、白鳥久美子(たんぽぽ)、スリムクラブ(真栄田賢、内間政成)、アインシュタイン(河井ゆずる、稲田直樹)、トレンディエンジェル(たかし、斎藤司)、田島直弥(アイデンティティ)、あばれる君、堂前透(ロングコートダディ)、ニューヨーク(嶋佐和也、屋敷裕政)、はら(ゆにばーす)、霜降り明星(粗品、せいや)、岩倉美里(蛙亭)、ゆりやんレトリィバァ、東京ホテイソン(たける、ショーゴ)
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