<試写室>「ハケン占い師アタル」異色の“お仕事コメディー”に共感しきり

2019/01/17 06:21 配信

ドラマ コラム

「働き方改革」って何だろう。

「ハケン占い師アタル」が1月17日(木)にスタート!(C)テレビ朝日


誰かが残業しないためにこちらが残業すること? 誰かに迷惑をかけないために自分を犠牲にすること?

この言葉、一見労働者を守るように見せかけて、実のところ働く意欲のある人間を苦しめているということにそろそろ気付かないのか。

って、そんなことを書いたら国にケンカを売っていると思われそうだが、別にそんなことを言いたいわけではない。

働きたくない人に無理に働かせるのは反対だが、働きたい人には働かせてあげた方が身のためなんじゃないか、と言いたいだけ。

つまり筆者のように、友達なんか誰もいなくて仕事以外やることもないような人間にとって、ノー残業デーとか、働き方改革とか、大きなお世話であり、天国どころか地獄の所業だ。

そんなことを考える残念アラフォーにこそ、このドラマの主人公のような人が必要なのかもしれない。そろそろ自分が間違っていることに気付かなきゃ駄目なのだ。

各局で放送されているドラマやバラエティー、アニメなどを事前に完成DVDを見て、独断と偏見とジョークに満ちたレビューで番組の魅力を紹介する、WEBサイト・ザテレビジョン流「試写室」。

今回は1月17日(木)にスタートする杉咲花主演ドラマ「ハケン占い師アタル」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系※初回は夜9:00-10:14)を取り上げる。