TBSでは、2019年4月スタートの火曜ドラマ枠で「わたし、定時で帰ります。」を放送することが決定した。
原作は、朱野帰子によるお仕事小説『わたし、定時で帰ります。』(新潮文庫刊)。脚本は、「夜行観覧車」(2013年)や「リバース」(2017年)などを手掛けた奥寺佐渡子と清水友佳子がタッグを組み担当する。
近年多くの関心を集めている「残業問題」を切り口として、働く人々の意識改革、社会人の持つべき“ライフワーク・バランス”について描く本作。「残業は仕方ない」と諦めている人、「残業する美学」を持つ人々が多数存在する現代の日本で“定時で帰る”“残業しない”をモットーに生きる新世代のワーキングガールを主人公の奮闘を通し、「何のために働くのか?」を問いながら「自分を大切にすること」「仲間を大切にすること」など、シンプルなメッセージを伝えていく。
主人公・東山結衣役には、TBSドラマ初主演となる吉高由里子が決定。吉高が演じる役どころは、過去にあるトラウマを抱え、以来「必ず定時で帰る」というモットーを貫くワーキングガールだ。「仕事を命を懸けるものではない」という思いを持ち、誰よりも集中して仕事を終わらせ、プライベートも大切にする32歳の独身OL。結衣は、同僚たちの様々な悩みに寄り添い、時に振り回され、そして解決していく。
結衣の元婚約者・種田晃太郎役には向井理が決定。部下からの信頼も厚いが、一度仕事にのめり込むと周りが見えなくなってしまうワーカホリックな男を演じる。
また、結衣の先輩で産休を取り双子を出産するも早々に職場復帰するスーパーワーキングマザー・賤ヶ岳八重を内田有紀、結衣の新しいチームの部長となり、ブラック上司として結衣たちを振り回していく福永清次をユースケ・サンタマリアが演じる。
さらに、結衣の同僚で仕事の要領が悪いトラブルメーカー・吾妻徹には柄本時生、結衣が教育係として面倒を見るもやる気ゼロの新人・来栖泰斗に泉澤祐希が決定したほか、皆勤賞であることを誇りに思っているが融通が利かない同僚・三谷佳菜子にはシシド・カフカが決定。
現代に働くすべての人々を応援する本作に、今から注目だ!
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