――脚本をご覧になって、この作品の印象をお聞かせください。
脚本を読んでいくと、「次はどうなる?次は次は?」とページをめくる勢いが止まらなかったです。それくらいスリリングで、伏線が散りばめられていてヒヤヒヤしました。けれど、親子の温かい時間も流れていたりと、川下りをしている船に乗っているかのような感覚で読んでいました。
――灰谷はこれまで演じてきた役柄の中でも特に闇を抱えた人物だと思いますが、どう演じていきたいですか?
灰谷はある事情を抱えた闇深い謎の男。口数が少なく表情で伝えるシーンが多いので、目の芝居が必要になるかと。見え方は謎の男ですが、演じる側としてはしっかりバックボーンを持って臨みたいと思います。
――三浦春馬さんとの共演シーンも多いですが、抱負をお願いします。
三浦(春馬)さんとご一緒させていただけることがうれしく、二人のシーンは楽しみです。灰谷が結城とどう関わっていくのか…肉体的にも精神的にもダメージを与えられるよう、灰谷としてぶつかっていきたいです。
――最後に視聴者・ファンに、ご自身が思う作品の見どころなど、メッセージをお願いします。
2週間という限られた中でのスリリングな逃亡劇。僕自身もハラハラしています。でもそこには、人との出会いがあり、愛や希望が詰まった力強い作品になっていると思います。ぜひ放送まで楽しみにしていただきたいです。
爽やかな好青年から個性的な悪役まで幅広く演じられている磯村さんは、ついつい目で追ってしまう唯一無二の雰囲気を持っていらっしゃる俳優さんだなという印象です。
演じていただく灰谷という役は、無表情でせりふもほとんど無い、何を考えているのか分からないミステリアスな人物。この役を磯村さんが演じたらどうなるのか?これまでとはまた別の顔が見られることに期待が高まります。
三浦春馬さんとのアクションシーンもあり、灰谷と主人公の結城がどのように交わるのか、先日お二人が対面する姿を見てワクワクしました。彼の行く先にもご期待いただければ幸いです。
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