結城大地(三浦春馬)は、人生に希望を持たず、毎日をただ刹那的に過ごしている男。
そんな彼の前に、かつて人生で唯一心の底から愛していながら“ある出来事”により一方的に別れを告げた青柳すみれ(比嘉)が現れる。そして彼女から、結城との娘を産んでいたこと、そして、8歳になる娘のはな(稲垣来泉)が白血病であることを告げられる。
突然明らかになった娘の存在に戸惑いながらも、病院で初めて出会ったはなを前に、父親としてのいとおしさを覚える結城。さらに、幸運にもドナーに適合したことで、結城は再び自分が生きる意味を見いだす。
一方、月島楓(芳根)は、かつて父親を死に追いやった8年前の事件の黒幕に復讐(ふくしゅう)するため、旧知の仲の国会議員・久我早穂子(黒木)の支えも受けながら検事の道に進んだ現在も、独自に捜査を進めていた。
そんな中、楓のスパイとして黒幕に迫った協力者が変わり果てた姿で見つかる。逮捕されたのは、遺体発見現場にいた結城だった。はなの手術まで2週間。このままでは骨髄移植手術を行えないと考えた結城は、娘の命を救うため決死の逃亡に身を投じる。
そんな結城の足取りを、刑事・有馬海忠(三浦貴大)をはじめとした警察、そして協力者の死の真相を確かめたい楓ら検察が追い始める。さらには、結城と古くからの付き合いがある実業家・柴崎要(高嶋)もその動向を虎視眈々(たんたん)とうかがっていた。
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