月島楓として初の検事役を務める芳根は、作中では検事らしいキリッとした表情が印象的。そのことについて「自分でもこういう顔をするんだと思うくらい新鮮に感じています。視聴者の方に驚いてもらえたらいいなと思います」と打ち明けた。
また、はなの母親・青柳すみれを演じる比嘉は「今までは自立した女性や気が強い女性が多かった」と言い、連続ドラマでは初となる母親役に不安を抱えていたそう。
しかし、「(稲垣に)見詰められたらもう駄目です」と明かし、「現場でもずっと目で追ってしまうし、撮影終了後、『バイバイ』と言った後には心がギュッとなるんです。これは恋だなと思います」と母性をにじませた。
そんな中、比嘉が稲垣に「いつも助けられています。ありがとう」と語ると、稲垣は「どういたしまして」とかわいらしく返答。会場は温かい空気に包まれた。
すみれの婚約者で、結城を追う刑事・有馬海忠を演じる三浦貴大は、台本を読んだ感想について「自分の役ではあるのですが、結城を捕まえないでほしいなという気持ちで読んでいた部分もありました」とコメント。
そして、視聴者に対し「悪い人を追い掛けるだけの刑事ドラマではないので、刑事側にも頑張ってほしいけど、結城を捕まえないでほしいなという気持ちのような葛藤が生まれると思います」と語った。
楓と旧知の仲の国会議員・久我早穂子を演じる黒木は、自身の役柄について「小児医療の未来のために志を形にしていく政治家です。逃亡劇に一役買うのかどうなのかも楽しみにしていただければ」とアピール。
毒蛇のような笑顔が印象的な本作きっての悪役・柴崎要を演じる高嶋は、世界の凶悪犯罪者たちの“目が笑っていない笑顔”を参考に演技していることを明かし、「本作では人の道ではなく“邪”の道を生きていこうと思います」と意気込んだ。
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