連ドラ初となる母親役に挑戦中の比嘉は、演じる上で心掛けていることについて「すみれとはなのやりとりは切なかったり心がホッコリしたりと、逃亡劇の中では色が違うシーンだと思います。そういう意味で、母親役としてうそがないようにしなければ、と最初は気負いや不安もあったのですが、とにかく目の前のはなに向き合うことを意識しています。
近しい友達からも『愛未がお母さんに見えたよ』と反響もあってうれしいですね。それに、自分でも撮影していくうちに表情が柔らかくなっていくのを感じます」とコメント。
さらに、「それは、はなを演じる来泉ちゃんの愛らしさや人間性によるところだと思います。純粋に『この子のためだったら』と思えることが一番大きくて、こればかりは自分の力量ではなく巡り合わせだなって思います」と、はな役の稲垣と共演できたことへの感謝も。
また、結城が逃亡犯となったことを知り、はなを救いたいという思いから感情を表に出すシーンも多くなってくることについては「そうですね、撮影が終わった後はグッタリです(笑)」と振り返る。
そして第3話で繰り広げられた結城との電話のシーンについては「第3話の電話でのやりとりも、台本を読んだときにはあれほど気持ちが高ぶったり泣きそうになることを想像していなかったんですけど、本番ではなのことを常に忘れないように話していたら心が動いたんです。
実際にオンエアを見たら、お芝居を一緒にしていない電話の向こう側の春馬君のお芝居ともリンクしていて良かったです。はなの存在をお互い意識することでシンクロしたんですね」と満足そうに明かす。
続けて「実は、普段めったに褒めてくれない父親がわざわざメールを送ってくれまして、専門家みたいに『あれは感情の起伏が、電話だからつい流されがちなところを丁寧に演じていたからグッジョブだ』って(笑)。うれしかったですね」と、父親からの評価を語った。
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