<山田孝之>シングルファーザー役に初挑戦「本当に大変な時間でした」重松清の感動作が映画化

2019/11/20 07:00 配信

映画

柔和なパパの笑顔を見せる山田孝之(C)2020映画『ステップ』製作委員会

Netflixで配信中のドラマ「全裸監督」での“怪演”も記憶に新しい山田孝之が、2020年4月3日(金)公開の映画「ステップ」で主演を務めることが分かった。本作では“等身大の男性”を演じ、初めてのシングルファーザー役に挑む。

原作は、「とんび」「流星ワゴン」などで知られる小説家・重松清の同名小説。結婚3年目、30歳の若さで妻に先立たれた主人公・健一とその娘・美紀が、彼らを取り巻く人たちとの交流の中で成長していく姿を描く。

亡き妻を思い続け、不器用ながらも一歩一歩ゆっくりと歩んでいく「残された人」の10年間の足跡が、誰にでも心の奥底にある家族や命に関する経験を刺激し、共感を呼び、胸を打つ。 

そんな本作で山田が演じるのは、娘を育てながら自身も成長していくシングルファーザーの主人公・健一。亡き妻への思いから男手一つで娘を育てることを決意し、10年間歩み続ける姿を体現する。

そんな主人公・健一や娘・美紀を温かいまなざしで応援する登場人物役には、個性豊かな俳優陣が集結。

健一をまるで血のつながった実の息子のように見守り、「本当の家族とは」ということを身をもって伝えていく義父役に國村隼、夫と共に健一と美紀を優しくサポートする義母を余貴美子が演じる。

ほか、健一が悩みを相談する同僚役には、意外にも山田と初共演となる広末涼子、美紀が通う保育園の先生役に伊藤沙莉、亡き妻・朋子の面影があるカフェの店員を川栄李奈が演じる。

そして健一の娘・美紀役はオーディションで選ばれた中野翠咲白鳥玉季田中里念が2歳~12歳までの3つの年代を演じ、岩松了、日高七海、角田晃広、片岡礼子らが物語を彩る。

また、監督は山田とは「荒川アンダー ザ ブリッジ THEMOVIE」(2012年)、「REPLAY&DESTROY」(2015年、TBS)以来、3度目のタッグとなる飯塚健が務める。