江口洋介、「怒りで燃えていながら、どこかで再会を楽しみにしているところがある」<コンフィデンスマンJP連載>

2020/07/31 17:13 配信

芸能一般

映画「コンフィデンスマンJP プリンセス編」が公開中(C)2020「コンフィデンスマンJP」製作委員会

飛行機が極寒で震えながら帰って来た


――マレーシア・ランカウイ島でのロケはいかがでしたか?

「ランカウイ島行きの飛行機内が寒くてね(笑)! 冷凍庫を開けたような極寒で、機内が真っ白になるほど冷房が効いている。で、ランカウイ島にたどり着いたら着いたで、スコールが頻繁に来る(笑)。僕が撮影を終えて帰るっていう日にもスコールが山の方から近づいて来るんですよ。『あぁ、これで今日は帰れなくなるのかな…』と心配だったんですが、何とか念で食い止めて(笑)、撮影も無事終えられました。そしてまた帰りの飛行機も極寒で、震えながら帰って来たという…ま、でも振り返ると楽しかったですよ!(笑) (長澤)まさみちゃんを筆頭に皆でよく食事したりして。(険しい目になり)作品の中では敵役なので、絶対に仕返しはします!けど、撮影中は(優しい目になり)大人たちが真剣にふざけるっていうのが、今どきなかなかない、楽しい現場ですよね」

――TVシリーズから作品に関わってこられた身として、特に今回「―プリンセス編」での見どころはどの辺りだと感じられましたか?

「前回の『―ロマンス編』は、皆さんもだまされて、俺たち出演者もだまされて、全員がだまされてた!って感じの作品だったので、今回は『だまされないぞ!』と意気込んで皆さん見に行かれると思うんですよ。でも意外とコレが、『あれ? ちょっとグッときちゃったな』と思えるところもあるし、うそから真が出たり、映画の中に相当なヒネリが入っているんですよね。このパワーアップした感じは、ファンの皆さんには絶対楽しんでいただけるんじゃないかと思いますよ」