平成ドラマ史を彩ったフジテレビ“木10”作品の一部をピックアップ!
■「愛という名のもとに」(1992年1月9日-1992年3月26日)
唐沢寿明や鈴木保奈美、江口洋介が共演。大学時代、ボート部の仲間として固い友情で結ばれていた7人の仲間たちは、3年後に恩師の葬儀で再会する。社会人となりそれぞれに悩みを抱えていた彼らが、再会によって再び愛と友情を結びながら、成長していく姿を描く。
■「29歳のクリスマス」(1994年10月20日-1994年12月22日)
同居を始めた友人が恋や仕事に悩む姿を等身大に描く。主人公・典子(山口智子)のウンザリするような仏滅の誕生日から物語が始まり、恋と仕事に大いに悩む三十路前のヒロインには次々と事件が巻き起こる。妙齢女性の迷いや焦燥のリアルさが女性視聴者から絶大な支持を得た。
■「眠れる森 A Sleeping Forest」(1998年10月8日-1998年12月24日)
蘭の植物園で働く実那子(中山美穂)は事故のショックで子供の頃の記憶があいまいだ。だが、そんな実那子に大手商社勤務の輝一郎(仲村トオル)がプロポーズ。実那子が引っ越しに備えて荷物を整理していると、一枚の手紙が出てくる。そこには「15年目の今日、眠れる森で逢いましょう」という謎の文面が書かれていた。輝一郎に内緒で実那子が森の奥深くへ行くと、直季(木村拓哉)と名乗る青年に遭遇する。
■「リング〜最終章〜」(1999年1月7日-1999年3月25日)
極限状態での愛をテーマに、’90年代前半に話題となったホラー作「リング」が新しいストーリーになって登場。浅川和行(柳葉敏郎)は目の前で謎の事故死を目撃し、それと姪の死の接点に気づく。一方、超常現象番組で、高山竜司(長瀬智也)は、未知なる世界を証明するため、反論する科学者に3日後に死ぬという呪いをかける。
■「Dr.コトー診療所」(2003年7月3日-2003年9月11日)
山田貴敏の同名漫画をドラマ化。青年医師がへき地医療の困難に立ち向かう。外科医の五島健助(吉岡秀隆)は東京の大学病院で将来を期待されながら、医師のいない離島勤務を志願。志木那島診療所に着任した健助は、島民からの信頼を得て、“コトー”と呼ばれるようになる。柴咲コウが看護師・彩佳役で共演。
■「白い巨塔(唐沢寿明主演)」(2003年10月9日-2004年3月18日)
嫉妬が渦巻く医学界の実態と生命の尊厳を描く。浪速大学病院の次期教授の座を狙う外科医の財前(唐沢寿明)は、大阪府知事の食道がん手術に成功。財前は一躍マスコミの注目を浴びる。周囲から敬われる財前に教授の東(石坂浩二)は、疎ましく思いやっかむ。そんな中、内科医の里見(江口洋介)は、早期の胃がんと診断された女性患者の診療結果に疑問を抱く。財前に意見を求めた患者を再診すると、膵臓がんを併発しており、一刻を争う手術が必要と判明する。
■「電車男」(2005年7月7日-2005年9月22日)
アキバ系男子による、インターネットから生まれたピュアなラブストーリー。OLの沙織(伊東美咲)は、電車で酔っ払いに絡まれたところをオタク青年の剛司(伊藤淳史)に助けられる。沙織は剛司の勇気に感謝し、剛司は沙織の美しさに恋をする。剛司がその体験をネット掲示板に書き込むと、掲示板の常連から剛司に応援の声が。やがて沙織からお礼の品が届くと、常連たちは剛司に電話を掛けろとけしかける。
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