泣きじゃくる柴咲コウが“10歳の少女”そのものだった<35歳の少女>

2020/10/11 09:52 配信

ドラマ

母・多恵(鈴木保奈美)の胸で号泣する望美(柴咲コウ)「35歳の少女」第1話より (C)NTV

柴咲コウが主演を務める「35歳の少女」(毎週土曜夜10:00-10:54、日本テレビ系)の第1話が10月10日(土)に放送された。

10歳のときに不慮の事故に遭い眠り続けた望美(柴咲)が、25年の時を経て目を覚ました。事故当時から激変した周りの環境に戸惑う望美が、大きな声を出してワァワァと泣く姿は幼い少女のようであり、この先どんな物語が待ち受けているのだろうと、多くの視聴者の胸をザワつかせた初回放送であった。(以下、ネタばれが含まれます)

数々のヒット作を生む遊川和彦の最新作


ドラマ「35歳の少女」の制作チームは、「家政婦のミタ」(2011年、日本テレビ系)、「同期のサクラ」(2019年、日本テレビ系)の同じスタッフが集結し、脚本家・遊川和彦が「〇〇妻」(2015年、日本テレビ系)以来、5年ぶりに柴咲コウとタッグを組んでいる。

先の読めない衝撃的な展開を生み出す遊川作品の新作に「これこれ、この感じが遊川さんぽいわ」「35歳?の少女?どういうこと」といった期待の声が、放送前からSNSに上がっていた。

望美が25年ぶりに目を覚ました世界では、介護し続けて待っていた母・多恵(鈴木保奈美)、母の愛が姉にばかり向けられていたことに傷ついた妹・愛美(橋本愛)、家族を直視できずに逃げた父・進次(田中哲司)が幸せに包まれた関係ではなくなっていた。

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