泣きじゃくる柴咲コウが“10歳の少女”そのものだった<35歳の少女>
柴咲コウの演技力で引き付けた初回放送
望美が目覚めたことをお祝いするために、多恵はバラバラだった家族を集結させた。望美をびっくりさせまいと、愛美と進次には仲良し家族を演じてもらうつもりだったが、多恵が呼び寄せた結人(坂口健太郎)によって事態は一変。
望美の初恋相手だった結人だが「おまえのママに素敵な大人になったふりをして励ましてほしいと頼まれただけ」と声を荒げる。「今はおまえが夢見てたような未来じゃねーんだよ」と激しく言い放つ結人を、大きな瞳に涙を溜めて見詰めていた望美は、結人が去ろうとすると「ウワーーン」と大泣きし始めた。
その姿は、まさに小学生の子どもが泣きじゃくる顔であり、大人に対して怯えるような泣き声であって、今作のタイトルが「35歳の少女」だということを思い出させるシーンとなっていた。「そんなのアリ!?」という設定を初回にして飛び越えてくる。そんな柴咲の演技を見て、次回からの視聴も続行すると決めた人も多かったのでは。
恋愛をこじらせる妹・愛美が結人に恋人代行を依頼
次週、第2話は10月17日(土)に放送される。望美は25年の月日が流れた現実を受け入れようと決意したものの、変わり果てた世界にまだ馴染めない。眠っている間に生理が始まり大人の体になっていることにも改めてショックを受ける。一方、広告代理店で働く愛美は元カレで上司の相沢(細田善彦)が使えない後輩・藤子(大友花恋)と付き合っていることにストレスを抱えていた。相沢の気を引きたい愛美は代行業をしている結人に恋人のふりをしてくれと頼む。
別々の場所でそれぞれに人生の行き詰まりを感じている家族。望美は自分が原因で家族がバラバラになってしまったことに心を痛める。
毎週土曜夜10:00-10:54
日本テレビ系にて放送
【HP】https://www.ntv.co.jp/shojo35/
脚本:遊川和彦
演出:猪股隆一、明石広人、伊藤彰記(AX-ON)
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