柴咲コウと坂口健太郎の“タイムマシンデート”で描いた優しい世界<35歳の少女>

2020/10/18 10:02 配信

ドラマ

「35歳の少女」第2話より(C)NTV

柴咲コウが主演を務める「35歳の少女」(毎週土曜夜10:00-10:54、日本テレビ系)の第2話が10月17日に放送された。

25年間眠り続け、目覚めた世界に戸惑っている望美(柴咲)。今のところ、現代になじめず気の毒な状況にあることを主に描いているが、小学生時代の初恋相手・結人(坂口健太郎)が望美の好きな場所で好きなことをさせてくれたデートのシーンはキラキラ輝く望美の笑顔があり、救いがあった。(以下、ネタばれが含まれます)

母の気持ちに応えられない望美


ドラマ「35歳の少女」の制作チームは「家政婦のミタ」(2011年)、「同期のサクラ」(2019年)の同じスタッフが集結し、脚本家・遊川和彦が「〇〇妻」(2015年、全て日本テレビ系)以来、5年ぶりに柴咲コウとタッグを組んでいる。

“身体は大人、心は子ども”という難役を演じる柴咲の演技には、初回から「本当に10歳に見えた…」「ワンワン泣いてる望美ちゃんにもらい泣きしちゃった」などと驚く視聴者の声がSNS等に届いている。

第2話では、望美が目覚めたことを喜ぶ母・多恵(鈴木保奈美)による厳しい“大人指導”が行われた。自分のことを「望美というのはやめなさい」、スプーンを口にくわえたままにするのは「やめなさい」「そんな服は着ないで」と、必死に望美の子どもっぽさをなくそうとする多恵だが、望美が急に大人のように振る舞うのは不可能であった。

関連番組