テレビ朝日系で10月1日(土)に放送される「ドラマスペシャル 光る壁画」の制作発表が9月28日行われ、主演の佐藤隆太をはじめ、共演の加藤あい、中村俊介、萩原聖人が出席した。
同ドラマは、吉村昭氏の同名小説が原作。戦後まもなく、世界で初めて胃カメラを開発した日本人研究者や医師たちの苦難や情熱、そして彼らを支え続けた女性たちの姿を描く。
胃カメラの研究に取り組む研究者・曾根菊男を演じる佐藤は、この作品で日本人が胃カメラを発明したことを知ったそうで「同じ日本人として誇らしいし、勇気付けられますね。ぜひ皆さんにも知っていただきたいです」とアピール。菊男の妻・京子役の加藤も「この時代に胃カメラという物を発想して、作るのはすごいことだと思います」と先人たちの偉業をたたえた。また、佐藤は10年来の仲だという加藤と夫婦を演じたことについて「当時はあいちゃんも制服姿で、まさか夫婦役をするとは思ってもいませんでした。決まった時はうれしかったけど、照れくさかったですね」とはにかんだ。
また、研究者たちが胃カメラの研究にのめり込む内容にちなんだ“今までにのめり込んだものは?”という質問に、佐藤は「最近では自転車が趣味になりました。この前も現場に自転車で入ったんです。スタッフさんが『自転車ですか?』と聞いてくれたりするので、話のネタになります(笑)」と話し、会場を笑わせた。一方、加藤は「大学の卒業論文です。難しいテーマで、かなりの時間をかけてたくさん資料を読んで、何度も書き直しました」と発表するが、どんなテーマなのか聞かれると「国際法上のテロリストについて」と告白。佐藤ら共演者は、まったく予想もしていなかった回答に度肝を抜かれていた。さらに、中村は「音楽ですね。ギターにはまりました」、萩原は「わりと知られていると思いますので、照れないで堂々と言いますが“マージャン”です(笑)」と、それぞれ“のめり込んだもの”を明かした。
10月1日(土)夜9:00-10:51 テレビ朝日系で放送