「R-1ぐらんぷり2014」直前インタビューPART6【ミヤシタガク】
一人芸の日本一を決める「R-1ぐらんぷり2014」の決勝が、3月4日(火)夜7時からフジ系で放送される。放送直前に、12人の決勝進出者にそれぞれ直撃。6回目のインタビューは、“R-1”に対して気負わず挑んでいるというミヤシタガク。
――事務所に所属せず、フリーで活動をされていますね。
フリーで活動している方は少ないですね。なので、決勝進出は正直びっくりですね。ドッキリかと思いましたが、(よく考えたら)誰がフリーの人間に仕掛けるんだろうって(笑)。マネジャーがいないので、プロデューサーの方から直接電話が掛かってきました。他の方の場合はサプライズでカメラが楽屋に入ったりとかあると思うんですけど、普通に「決勝に進出しました」「承知しました」という事務的なやりとりでした。
――普通、マネジャーがいたらテレビカメラを入れて、「わー！」って騒いでる映像を撮りますよね。
そうなんですよ。僕は家にいる時に一人で「承知しました」って。フリーのつらさですね(笑) 。気持ちがふわふわして実感もなくて、(決勝進出が)不思議で仕方がないです。
――決勝に進めた理由は何だと思いますか？
審査員の方がどうかしてたんじゃないですかね(笑)。昨年は一回戦で落ちたんですけど、劇的に成長したんですかね。常に(決勝に)行く気満々でやってはいるんですけどね。
――決勝に進めた要因は何だと思いますか？
昨年の終わりにあった予選あたりからは開き直ってやってるような感じはありましたね。普段2、3人のお客さんの前で(芸を)やったりするんですが、“R-1”は1回戦でいっぱいお客さんが入っていて、2回戦ではさらに入っていて、3回戦ではどんどん入ってて、「めっちゃ幸せなことじゃん！」って思ってやってたら、良い方向に転がりました。
――気負わずにやっていたと？
そうかもしれないですね。それを決勝でキープ出来るかは謎ですけど(笑)。
――フリーでやっているとモチベーションを保つのは大変ですか？
芸人を辞めようとは不思議と考えたことがないです。他の仕事をしたいと思ったら、辞めることが頭をよぎることがあるかもしれないですけど、この仕事以外をやりたいと思ったことがないので、モチベーションは常に一定ですね。
――ご自身で仕事のブッキングもしてるんですか？
ブッキングというか、ノルマを払ってライブに出てますね。ギャランティーをもらって出るライブはまずなくて、2カ月に1回、500円のギャラをもらえたというくらいです。なので月に何千円から1万円ちょっとくらいのお金を持ち出している感じです。
――今回はカメラがいっぱい入っている中で会見をしましたが、いかがでしたか？
全く覚えてないです！ 自分がその場にいるのが不思議な感じの記者会見でしたね。
――順番を決める抽選の時はどのような気持ちでしたか？
前日に「Cブロックのこのあたりが良いんじゃないかな」とか考えてたんですけど、抽選で(12人中)11番を引いて、その時点で2枠しか空いてなかったので関係なくなってしまいました(笑)。
――初めて決勝進出をする方が多いですが、いかがですか？
僕よりかは(R-1に)出場している方が多いですよね。僕は圧倒的に出てない方で、初めて決勝進出する中でも後ろの方の気分なので、同じように並べられるとちょっと(笑)。
――緊張や不安、または楽しみはありますか？
緊張はありますね。楽しみは…とりあえず楽しみにしていると言っておきます！ そういうことにしておきます!!
――“R-1”に出るということで、今後事務所探しはしますか？
事務所は決めないととは思っています。でも、準決勝まで進むといろいろな事務所から電話が掛かってくると聞いていたんですけど、特にないです(笑)。これからですね！
――携帯に着信履歴はありましたか？
さっき見ましたが0件でした！ 事務所探しのためにも優勝します。そこまでやらないと事務所には入れないんですね…事務所探しってそんな大変なことでしたっけ!?
――今まで事務所には入っていたことはありましたか？
入ったことはありましたけど辞めました。今も事務所のオーディションライブには足を運んでいるんですけど、簡単には決められないですね。
――優勝したら事務所に対して「見る目がない」って言えますね！
それを言ったらいやらしい性格に思われるじゃないですか！ でも(優勝して)見返したいですね!!
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
3月4日(火)夜7:00-8:54
フジ系にて放送
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