堤真一主演、7月8日(水)スタートのドラマ「リスクの神様」(毎週水曜夜10:00-10:54フジテレビ系、※初回は10:00-11:09)に新たに田中泯が出演することが分かった。田中は民放ドラマ初出演となる。
「リスクの神様」は、トラブルに巻き込まれた企業や個人、そしてその家族を救う危機管理専門家たちの活躍を描く物語。
これまで、堤の他、戸田恵梨香、森田剛、古田新太、志賀廣太郎、山口紗弥加、満島真之介、吉田鋼太郎、小日向文世ら若手からベテランまで個性的かつ演技力に定評のあるキャスト陣が発表されていた。
今回明らかにされた田中は、'66年から数多くのモダン・ダンス公演に出演、'74年から独自の舞踊を求め活動し、「舞踊批評家協会賞」('79年、'95年、'98年、'03年)、「西独・ミュンヘン演劇祭・最優秀パフォーマンス賞」('82年)など、さまざまな賞を受賞。日本を代表するダンサーだ。
主演の堤とは映画「地下鉄に乗って」('06年公開)以来の共演となるが、プライベートでも親交が深く、田中は「堤真一さんが主演するドラマであるということです。それ以外にないですね(笑)」と出演を決めた理由を明かす。
田中が演じるのは、病を抱えた車いすの老人・関口孝雄。謎に包まれた役どころだが、第1話のラストで、その人物背景の一端が明らかにされる。
田中は「他の方々が、どういう演技をされるのかなぁというのは、一応頭の中にありますけど、僕は本当に“ど素人”で、何ができるわけでもないので、むしろあまり想像しないようにしています。仕事の中で、どういうお付き合いができるか、ということが第一だと思いますので、まずは現場で知り合って、しゃべり合わずとも“演技の瞬間、瞬間”にどういうものを感じ合えるのか、そこが重要だと思っています」とコメント。
一方堤は、田中の出演に関して「ありがたいですね。泯さんは、無駄なことはしゃべらないですし、どこかで自分の父親に重ねている部分がありまして、共演させていただくに当たっては、いい意味で芝居を意識せずにできるのではと思っています。
初めてお会いした時は、正直、泯さんのことをよく知らなかったのですが、“ただ者ではない”と感じました。
とにかく、他の方とは存在感が圧倒的に違いますし、お話をさせていただいても、学ぶことだらけです。仕事でご一緒できることは、なかなかないので、泯さんが選びに選んだ作品でご一緒できるのは光栄です。
泯さんは台本を読まれて、“こういうドラマをやらなくてはいけないね”とお話されていましたので、もちろん作品の内容にも共感いただいているのだと思います。ドラマの内容が、僕の恋愛話だったら、出演いただけていないと思います(笑)。泯さんの空気感を味わえることを、楽しみにしています」と期待を寄せる。
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