マツコが水素燃料のエコカーの製造工場に潜入!
10月1日(木)に放送される「夜の巷を徘徊する3時間特番」(テレビ朝日系)では、マツコ・デラックスが愛知・豊田にある自動車工場に潜入する。
以前、深夜のレギュラー放送で千葉にある製鉄所を訪れ、迫力のある溶鉱炉を見学し、大興奮したマツコ。自動車の運転が大好きで、次はぜひ自動車工場を見てみたいと熱望し、今回実現することになった。
愛知・豊田にある元町工場を訪れたマツコは、以前から親交のあった同社の豊田章男取締役社長によるエスコートで、自動車製造の迫力の工程や歴史をたどる記念館などを見学したり、水素燃料のエコカー・MIRAIに試乗したりする。
マツコは、豊田社長が運転する超貴重なスーパーカーにも乗車する。この車は、オークション等では、1億円以上もの値がついているという代物。社長自ら運転するスーパーカーに“ムギュっと詰め込まれ”、工場へ移動したマツコだったが、スポーツカーらしく車高が低い造りだったため、実はシートベルトをするのもやっとの思い…。さっそうと工場に到着するも、下車するのに難儀し「この車、いいわよー。ただちょっと出づらいわね(笑)」と、出入りの苦労を語る。
しかし、めったに乗ることのないスーパーカーに、豊田社長の運転で乗車したことには「社長のエスコートでパーティーに行くような感覚。なかなかこんな2ショットないわよ(笑)」とそのレア感に大満足。
当初はロケバスで工場に移動する予定だったが、急きょ豊田社長がマツコを乗せて発進。一般道を30分ほど走る二人きりの秘密のドライブとなった。運転席に豊田社長、助手席にマツコが座った“夢のスーパーカー”にも、道行く人々は全く気付かなかったそうで「あまりにも誰も気が付かないから、信号待ちで止まった時に手を振ってみたんだけど、やっぱり誰も気付かなかったわ!」と笑っていた。
元町工場では、水素を燃料とした最新鋭エコカーの製造ラインを見学。通常、元町工場では1日に800台の車を生産するのに対し、この水素エコカーは別ラインで1日にたった3台しか造られないそう。マツコは手作業で造られている部品の製造も体験。ことし7月には天皇皇后両陛下もこの車の製造ラインを見学されたという、貴重な工程をマツコも見学した。
さらにマツコは、豊田社長が運転する水素エコカーにも試乗する。工場内の走行コースを時速150km近いスピードで走り、「エンジン音がしないのに、このスピード感はすごいね!」と近未来の体感を興奮気味に話した。
豊田社長と共に社員食堂も訪問した際には、そこで出会った従業員とも交流。正社員になるために日々頑張っているという24歳の男性には「せっかくここに社長がいるんだから、自分をアピールしなさい!」と、豊田社長の前で自己紹介をさせるおせっかいも。豊田社長も、めったにない若手社員との交流を楽しんだようだ様子。さらにマツコは、彼らが工場でどんな作業に従事しているのか、その仕事ぶりも見に行くことに。
収録を終えたマツコは「今回伺った元町工場は“元・町工場”っておっしゃっていたのがよく分かるくらい、工場(こうば)的雰囲気が残っている、いい工場だった。最先端の精密技術もあれば、すごくアナログな部分もあって…。経済番組やドキュメンタリー番組でもないのに、社長をはじめ、あれだけの社員の方々が出てくれて、あんなに工場内の広範囲を見せてくれたのは初めてで貴重なんじゃないかしら? 水素エコカーはほんと速かった。水素って聞いたから、どんな感じなんだろうかと思ったけど、今乗っているエンジンのある普通の車と変わらなくて、違和感はなかった。加速もすごいしね」とコメントした。
さらに「豊田社長とは工場に向かう車中でけっこう深い話もしたのよ。カメラも回ってないから、二人で会社の経営方針とか、“未来”についてとか。あの場でしか話せないことをたくさんお話しさせていただいた。記念館で社長に会社のルーツの説明を受けながらも感じたけど、あれだけの大企業でありながら革新を続けていけるというところ、社長の義務であり、プライドでもあるんだな、って感じてすごく感動したわ」と豊田社長との会話を明かした。
この日の放送では、ほかにマツコが人生初の東京ディズニーシーを徘徊したり、以前、高速SA徘徊中に出会った人々に、もう一度会うべく地方ロケを敢行する。
10月1日(木)夜7:00-9:48
テレビ朝日系で放送