沢口靖子感激!京都府警から長年の功績を認められる

2015/10/02 20:42 配信

ドラマ

「科捜研の女」で主演を務める沢口靖子と、京都府警本部長・坂井孝行氏(C)テレビ朝日

10月15日(木)に第15シーズンが2時間SPでスタートする「科捜研の女」(毎週木曜夜8:00-8:54、テレビ朝日系)。本作の主演を務める沢口靖子が長年にわたって京都府警のイメージアップに貢献したとして、京都府警本部長の坂井孝行氏より感謝状が贈呈された。

今回の表彰は、放送16周年となる新シリーズ開始に当たって、「京都府警のイメージアップに大きく貢献」したとして、科捜研の主任研究員・榊マリコを長く演じてきた沢口に対し、感謝の意を表して行われたもの。 

ドラマ放送時にはまだ導入されていなかった、防犯ビデオの鮮明化、3D顔画像鑑定などの科学捜査技術が、間接的ではあるが「京都府警察の科学捜査力の高度化に貢献」したことも認められた。

さらに、「科学捜査力を駆使した犯罪捜査、人間味あふれる刑事像、難事件の解決等、京都府警が目指す『力強く頼りがいのある警察』を表現して、府民の信頼確保に貢献した」ことも表彰の理由として挙げられている。 

しかも、ドラマがスタートした'99年には京都府警科捜研に女性研究員がいなかったにもかかわらず、現在では6名の女性研究員が科学捜査に従事しており、「刑事部門における女性職員の活躍の拡大に貢献」したこと高くも評価された。

沢口は表彰式当日の10月2日、マリコのイメージカラー“赤”のニットに黒のパンツスーツという服装で、京都府警を訪問。京都府警察・坂井本部長より表彰理由とともに感謝状を手渡され、丁寧にお辞儀をしながら受け取った。

この日、初めて京都府警を訪れたという沢口は「このような感謝状を頂き、恐れ多いことです。ドラマを評価していただいてありがたく思います」と、神妙な面持ちで喜びを語る。

さらに、「いつもドラマの中で“京都府警科捜研の榊です”と自己紹介していますので、府警職員の方々とお会いして身近に感じるところがありました」と話し、会場を和ませた。

沢口の囲み取材に同席した京都府警察・遠藤雅人刑事部長は「科学捜査は今、非常に重要。ドラマでは先進的でわれわれが理想とする捜査が描かれており、とても参考になります。ドラマの影響は大きく、女性研究員の応募も増え、ありがたいことです」と、「科捜研の女」の貢献をたたえた。

また、科学捜査の重要性について的確に解説する沢口に対して「素晴らしい!」と絶賛。取材陣に「もし沢口さんが府警に転職したら採用?」と聞かれると、「部下に持ちたい人材です!」と答えた。

あらためて沢口は「マリコを演じる上で大事に思っているのは、犯罪を追う側の人間ではあるけれども、自分自身も間違いを犯すかもしれない、弱さを持った人間であるという思いを持ち続けること。常に台本に忠実に向き合い、私自身が脚本を読んで感動したことを視聴者の方々に伝えたいという思いで、長年やってまいりました。

『科捜研の女』の魅力は、科学を手掛かりに事件の謎が解き明かされ、その先に人間の弱さ、愚かさ、いとおしさが浮かんでくるというストーリー。これから始まる第15シーズンでも、その部分は盛り込んでありますので、皆さまに魅力あふれる作品を楽しんでいただけるよう、スタッフ一同頑張って作っていきたいと思っています」と、作品の魅力を語りつつ、意気込みを語った。

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