黒木華が新人編集者に!「重版出来!」で連ドラ初主演

2016/02/03 06:00 配信

ドラマ

人気コミック「重版出来!」がドラマ化。黒木華が、主人公の漫画編集者・黒沢心役で連続ドラマ初主演を果たす(C)TBS

TBSでは4月期の火曜ドラマ枠(毎週火曜夜10:00-10:54)で、「重版出来!」(じゅうはんしゅったい)を放送することが決定した。

本作の原作は、「月刊!スピリッツ」(小学館)で連載されている松田奈緒子の人気コミック。

コミック雑誌「週刊バイブス」の編集部を舞台に、新人編集者・黒沢心が、編集部員や漫画家のみならず、営業、書店スタッフたちを巻き込み、ライバル誌に打ち勝とうと奮闘する群像劇だ。

主人公の黒沢心役には、連続ドラマ初主演となる黒木華。昨年4月期のTBS日曜劇場「天皇の料理番」では日本中の涙を誘い、現在放送中の大河ドラマ「真田丸」(NHK総合ほか)でも抜群の存在感を出している。

黒沢の指導を担う先輩社員・五百旗頭敬(いおきべ けい)役をオダギリジョー、コミック営業部担当の小泉純役を昨年10月期のTBS金曜ドラマ「コウノドリ」で連続ドラマ初出演を果たした坂口健太郎が担当。

週刊バイブス編集長・和田靖樹役は、「孤独のグルメ」(テレビ東京系)の主演をはじめ大活躍している松重豊が演じる。

このほか、個性豊かな週刊バイブスの編集部員役には、安田顕荒川良々。そして、心が入社した出版社・興都館清掃員(?)・久慈勝には高田純次がふんする。

さらに漫画家役に、小日向文世滝藤賢一要潤永山絢斗、漫画家のアシスタント役にムロツヨシというキャスティングが実現した。

■「重版出来!」あらすじ

柔道一筋で元五輪代表候補だった主人公・黒沢心(黒木華)は、新卒で大手出版社・興都館に入社。個性的な編集部員がそろう週刊コミック誌「バイブス」編集部に配属された。

心は、先輩編集者・五百旗頭(オダギリジョー)のもとで編集のイロハを学ぶ。連載担当漫画家との打ち合わせ、新人漫画家の発掘、担当漫画の単行本の部数決定会議…『重版出来』させるための地道な活動を目にすることで、この世界に魅せられていく。

『重版出来』とは、初版と同じ版を使い、同じ判型、装丁にて刷りなおすこと。つまり、漫画(出版物)が売れたことを指す。

心は「小熊」というあだ名をつけられて編集部内では早々に女扱いされなくなるものの、時に時代に取り残された漫画家の再起を考え、時には営業担当と共に一冊の漫画を売るための秘策を考える。

ライバル誌からの看板作家の引き抜き話、廃刊の危機などの逆境を乗り越え、心ら編集部は全てをかけて青年誌1位を目指す!

会社で仕事を、学校で勉強を、家で家事を…「重版出来!」はきょう一日頑張った人たちの“自分へのご褒美”になるような、明日からも頑張る勇気とヒントにあふれている。笑って泣けて、テレビドラマの楽しさがぎっちりつまった本作のスタートが待ち遠しい。

黒木華 コメント

原作を読んだ時、登場人物たち皆が魅力的で、それぞれの仕事に対する姿勢や人間同士のドラマに心打たれ、感動しました。こんなすてきな原作を、こんなに魅力的なキャストの皆さんとできるなんて凄く幸せに思います。原作の 心ちゃんに負けないよう、胆大心小、頑張りたいと思います。

関連番組