片桐はいり、“バアさん”姿で「もっと尺を…」

2016/11/28 17:55 配信

ドラマ

'17年1月3日(火)にNHK総合にて放送される新春スペシャルドラマ「富士ファミリー2017」の完成披露試写会が行われ、薬師丸ひろ子ミムラ仲里依紗片桐はいり鹿賀丈史らメインキャスト陣が登壇した。

「富士ファミリー2017」の完成披露試写会に登場した仲里依紗、ミムラ、薬師丸ひろ子、片桐はいり、鹿賀丈史(左から)


同ドラマは、ことし1月に放送された新春スペシャルドラマ「富士ファミリー」の続編。富士山の麓にある小さなコンビニ「富士ファミリー」を舞台に、鷹子(薬師丸)、ナスミ(小泉今日子)、月美(ミムラ)の美人三姉妹と、彼女たちを取り巻く個性豊かな人々を描く。

片桐が役衣装で登場すると、会場は片桐の“バアさん”っぷりにどよめいた。片桐は劇中の“笑子バアさん”と同様、終始腰を曲げ、老婦人風の口調を貫く。

さまざまなエッセンスが詰まった本作を「おせち料理のよう」と表現し、「一生懸命に作り過ぎちゃって、お重に入り切らないんですよ。ですから次は、もう少し大きいお重(放送時間)を頂きたいなと思います(笑)」と、ユーモアたっぷりに語った。

薬師丸は「来年、この仕事を始めて40年目を迎えます。よい1年になれば」と話す


また、主演を務める薬師丸は「まさか2作目ができるとは」と感慨深げにあいさつ。本作は前作に続き、木皿泉が脚本を務めているのも見どころの1つだが、薬師丸も「この作品を見てくださった方が感じることは、それぞれに違うと思います。それが木皿さんの作品の面白いところですし、すてきなところ」と話す。

試写会後には、薬師丸が主題歌「A HAPPY NEW YEAR」をアカペラで披露するサプライズも。同曲は松任谷由実の名曲をカバーしたもので、薬師丸は透き通った歌声を会場に響かせ、「新しい年を幸せに」という本作のメッセージをアピールした。

続編では新たに、鹿賀や東出昌大YOUらが出演する他、芥川賞作家の羽田圭介も“新米ユーレイ”役に挑戦している。

なお、前作の「富士ファミリー」は'17年1月2日(月)昼4時30分から再放送され、続く同日夜6時5分からは、「もっと富士ファミリー」と題したスペシャル番組が放送される。