ザテレビジョンがおくるドラマアカデミー賞は、国内の地上波連続ドラマを読者、審査員、TV記者の投票によって部門別にNo.1を決定する特集です。

最優秀作品賞から、主演・助演男女優賞、ドラマソング賞までさまざまな観点からドラマを表彰します。

第111回ザテレビジョンドラマアカデミー賞助演男優賞 受賞インタビュー

(C)NHK

松村北斗

音楽活動と並行して次に向かいたいです

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ありがとうございます。うれしいです。雉真稔は登場期間よりも回想シーンの方が多かったのに、“印象深かった”“ハマり役”と言っていただけ、ありがたい限りです。
稔の「どこの国とも自由に行き来できる。どこの国の音楽でも自由に聴ける。自由に演奏できる―」というセリフが、物語終盤までみんなの原動力になっていたことには驚きました。

撮影中はセリフを覚え、稔の気持ちを考えることに必死だったので、「こんなに重要なセリフだったの!?」と後で思いました(笑)。現場では安子ちゃん役の上白石萌音さんに引っ張っていただきました。上白石さんのお芝居を受けて動くとき、彼女が言ったセリフに返すときが一番気持ち良くできたので。

今作は5部門も受賞したそうで、すごいですね。でも、だからこそ怖いなとも思いました。僕自身は出演前後でそんなに変わっていないのに、周囲からの評価が一気に高まった気がするので…(苦笑)。しかし、またハマり役と言ってもらえる役に出合えるように、音楽活動と並行して次に向かえたらと思っています。

(取材・文=及川静)
カムカムエヴリバディ

カムカムエヴリバディ

朝ドラ史上初の3人のヒロインによるハートフルコメディー。昭和・平成・令和の時代を、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘3世代の女性の物語。ラジオで英語を聴き続けることで、夢への扉を開いていく姿を描く。脚本は大河ドラマ「平清盛」(2012年、NHK総合ほか)などを手掛けた藤本有紀によるオリジナル脚本。

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