ザテレビジョンがおくるドラマアカデミー賞は、国内の地上波連続ドラマを読者、審査員、TV記者の投票によって部門別にNo.1を決定する特集です。

最優秀作品賞から、主演・助演男女優賞、ドラマソング賞までさまざまな観点からドラマを表彰します。

第93回ザテレビジョンドラマアカデミー賞助演男優賞 受賞インタビュー

撮影=西田周平

東出昌大

涼太には「幸せになれるから」と声を掛けたいです

弊社のドラマアカデミー賞で、東出昌大様が最優秀助演男優賞に選出されました。受賞のお気持ちをお聞かせください
喜びよりも驚きの方が勝っています。ですが、自身一人の力で頂けた賞では到底無く、皆で作り上げた作品が評価され、選出していただけたと思っています。4カ月間、このチームでできたことが何よりの誉れです。
東出様の怪演っぷりはSNSや審査員の中でも大きな反響がありました。今回、涼太を演じるうえで気を付けたことはありますか?
涼太の「気持ち悪い」も「怖い」も魅力的なものでありたいと考えていました。その折り合いは、監督と話し合いながら決めていくことが多く、怖いといわれるシーンほど、カットがかかれば朗らかな笑い声が起きていたように思います。
今作では、涼太がワインを叩き割るシーンなど、インパクトのあるシーンが多数ありました。東出様ご自身の印象深かったシーンやセリフを教えてください
原作には無い「旬のホワイトアスパラ」というせりふは、脚本家の吉澤(智子)さんのアイデアなのですが、あれ以来ホワイトアスパラを見ると、この後に何か不穏なことが起きる気がしてなりません。これから毎年、あの季節になりスーパーや八百屋で見かけるたびに、心にもやがかかるのだろうと思います(笑)。
今回、主演を務められた波瑠様も主演女優賞を受賞されました。波瑠様に対する印象や、エピソードなどを教えてください
笑顔がとても素敵な方なのに、僕が見ることができる笑顔はいつもオンエアの有島君と二人きりでいるところだけでした。次は、すごく仲の良い設定でお会いしたいです。
有島を演じる鈴木伸之様との共演シーンは、緊迫した場面がとても印象的でした。鈴木様とのエピソードなどを教えてください。
ノブとは、「食事に行こう行こう」と言い合っては、片方がお休みの時はもう片方が撮影だったため、なかなか実現できず、それだけが残念でした。しかし、打ち上げの席で互いをねぎらいながらくみ交わしたお酒の味は格別でした。またいつか、必ず共演したいです。
ラストには、山崎育三郎様演じる小田原の熱い告白もありましたが、どのような感想を持たれましたか?
「オダワラァァァァァァァァァッ〜!!!!」と心の中で叫んでいました。以上です(笑)。
クランクイン当初のインタビューで、涼太について「いいなと思うところはない」とおっしゃっていましたが、演じていくことで、涼太の印象に変化などはありましたか?
悦子の「実の子だと、何でも許せちゃう」というせりふのように、4カ月もその役をやると、なんとも情が湧いてしまいます。もし涼太に会えることがあるなら「自分に自信を持って。絶対幸せになれるから。幸せになれるように祈ってるから」と声を掛けたいです。その後、二人で飲みに行って、グチグチ言う涼太に僕は説教していると思います。ありがとう涼太。

ひがしで・まさひろ='88年2月1日生まれ、埼玉県出身。連続テレビ小説「ごちそうさん」('13年NHK総合ほか)など、数々の映画、ドラマに出演。'17年には映画「関ケ原」「散歩する侵略者」に出演。'18年には、主演映画「寝ても覚めても」「OVER DRIVE」の公開を予定している

第93回ザテレビジョンドラマアカデミー賞受賞インタビュー一覧

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