両A面シングルをリリース! Uru「曲を聴いて少しでも顔をあげられるようになっていただけたらいいなと思っています」
ただ歌が好きだっていう気持ちプラス、歌が届いた先のことを想像するようになりました
2016年のメジャーデビュー以降、多くのタイアップ曲を世に送り出してきた。
「いろんな歌を歌わせていただけていて。自分が普通に生きていたら、こういうことは考えてなかったのかなというところまで物語に入り込ませてもらったうえで曲を書かせてもらっているので、とてもありがたく思っています。毎回すごく緊張しながらも、その作品を愛している方たちの感想を調べて、どんなところが愛されているんだろうってずっと考えていって。その想いと私の曲がずれていたら、全く違う方向にいってしまう。ちゃんと作品に溶け込めるように意識して曲を作っています」
そもそも、2013年にYouTubeチャンネルを立ち上げ、歌のみならず、演奏、アレンジ、プログラミング、動画の撮影等、全てを自分一人で行うところからキャリアをスタートさせたが、歌への想いはどう変化しているのか。
「昔は“歌いたい”という気持ちが強かったんですけど、今は自分が作った曲が人に届いていると思うと、適当なことは書けないし、強いメッセージは必ずとじ込めたいと思っています。ただ歌が好きだっていう気持ちプラス、歌が届いた先のことを想像するようになりました。ライブで盛り上がる曲を意識したり、今までやってなかったアプローチの曲を作ったら喜んでいただけるかなとか、いつも応援してくださっている皆さんのことを考えるようになりましたね」
収録曲●Break/振り子/別の人の彼女になったよ/あなたがいることで Self-cover ver./Break -instrumental-/振り子 -instrumental-
うる=2013年からYouTubeチャンネルを立ち上げ、名曲をカバーする動画をアップ。歌唱、演奏。アレンジ、プログラミングなど全てを一人で行い、2016年のデビュー時点でチャンネル登録者数は14万人を超えていた。デビュー以降、ドラマ「コウノドリ」、「中学聖日記」、「テセウスの船」など多くの主題歌を担当し話題に。透明感あふれる歌声がさまざまな作品を彩っている。