“副業グラドル”戌丸凛々子が、初めてのDVD「隣の凛々子さん」(イーネット・フロンティア)を11月20日(金)に発売する。
大手IT企業で勤務しながら2019年に一念発起。27歳でオーディション「ミスiD2020」に挑戦してFRIDAY賞を受賞すると、人気グラドルが多数在籍する「R・I・P」に所属、会社員を続けながらグラビアアイドルとしての道も歩み始めた。
戌丸がなぜ“副業グラドル”となったのか。本人を直撃し、グラビアアイドルへの思いを語ってもらった。
IT企業の正社員
――芸能界入りを決めたきっかけを教えてください。
普通に就職して今もOLをやっているんですが、実は大学の就職活動の頃にアイドルに誘われていたんです。すでに内定をもらっている企業があって悩んだんですが、その時は就職を選びました。
でも、ずっとアイドルの選択もあったんじゃないかとモヤモヤしていたんですね。一生モヤモヤしたままは嫌だなと思い、「ミスiD」に挑戦しようと思いました。
――27歳での挑戦は勇気がいるのでは?
自分のコンプレックスは自分で解決していくしかないんですよね。それは社会人生活の中で分かったことなんですが、諦められるのを待つより、早めにやってみた方が、人生経験上いいなということが、当時27歳でしたが、ようやく分かってきたんです。今までの経験や感覚に後押しされたみたいな感じでした。
――では、誰にも相談しなかったんですか?
そうです、自分で決めました。でも、“むかつく”女の子のSNSを見たりしました。アイドルをやっている知り合いが多かったので、嫉妬しちゃう子のSNSを見て、自分を奮い立たせるようなことをしましたね(笑)。
――IT企業に勤めているそうですが?
今も正社員として働いています。会社にも行ってます。(芸能の仕事を始める時は)大きい会社ではあるので、手続き自体は事務的に終わりました。副業の申請と、契約内容の確認をして。上司とかは「頑張りなよ!」って応援してくれました。
――職場以外の反応は?
女の子の方が「すごい!」と言ってくれる子が多いです。やっぱり、この年齢で新しいことに挑戦するのはすごいって。周りは結婚していたり、お母さんになっている子もいるので、そういう子からは頑張ってほしいみたいなことは言われました。
確かに雑誌のグラビアを見れば5歳、10歳下の子が活躍していて、年齢的に不利だなと分かってはいます。でも、たぶん私は今じゃなかったらグラビアデビューできていなかったと思うんです。
昔はプライドが高かったり、その割に挑戦して傷つくのが怖いみたいな性格だったんですね。
それと、純粋に副業でグラビアアイドルをやるということも大きくて、「ミスiD」の審査員や事務所の方に“副業グラドル”が受けたのかなって思います。なので、社会人経験があって良かったなと思っています。
――でも、苦労はありますよね。
やっぱり時間がないというのはありますね。例えば平日に行われるオーディションと、会社の大事な案件、どっちを取るのかとなった時に、まだオーディションを取りますと言える立場ではないので、そういう部分では苦労しています。
どっちも中途半端にはしたくないんです。それと、人からそう思われないようにしなくちゃという意識はすごく働いています。
でも、事務所や職場の協力のおかげで、これまではあまり不自由はしてないです。
11月20日(金)発売
定価:4180円(税込)
発売元:株式会社イーネット・フロンティア
販売元:株式会社イーネット・フロンティア
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■発売記念イベント
11月21日(土)昼3:00
東京・書泉ブックタワー
■戌丸凛々子Twitter
@inumaru_ririko
■戌丸凛々子Instagram
@r_inukaitaina