福山雅治「もっと売れなきゃいけない」櫻井翔とアンパンマンとのエピソードを告白
11月14日の「嵐にしやがれ」(日本テレビ系)は、ゲストに福山雅治が登場。今年デビュー30周年を迎える福山の半生を振り返った。
MCの櫻井翔から嵐との関係性を尋ねられた福山。北京オリンピックに行った際、現地の空港に降り立つとスタッフからファンや報道陣が集まっているので注意するように言われたという。そこで化粧室に入り、見られてもいいように身支度を整えている時に櫻井と会った。
櫻井が出た後に福山が外に出ると、先の方で人だかりが移動していくのを目撃。福山は「俺、まだここにいるけど」と思っていたが、「その熱狂の嵐の真ん中にいた男、その男の名前は櫻井翔」と紹介する。そして、福山は「もっと売れなきゃいけない」と思ったと回想した。
幼少期から年を追って思い出を振り返る中、福山は高校卒業後にミュージシャンを目指して上京するも、なかなか目が出なかった時代のエピソードを語る。
デビュー間もない頃に出演したイベントで、トリをアンパンマンが務めていたが、アンパンマンのスケジュールの関係で、福山は演奏曲を減らすように要求されたという。その際、福山は「これは売れなきゃいけないな」と思ったと言い、アンパンマンと櫻井に対しては、“頑張る”という気持ちをもらったと話した。
ほどなく「MELODY」(1993年)が大ヒットし、福山は一躍スターとなる。その際、所属レコード会社から褒美として超高級外国車を買ってもらった。その頃、徐々に収入も増え、ローンを組めば自分で高級外車を買えなくもない経済状況だったというが、自身の中で「俺は桁違いの男になりたいんじゃない、二桁違いの男になりたいんだ」といきがっていた。
そんな折に、レコード会社の重役とヒット曲と出したら、車を買ってもらうという約束をし、その後「MELODY」が公言通りヒットを記録。だが、超高級外車はあまりに高額なため、さすがに重役も躊躇し、半額をレコード会社に出してもらいつつ、自分で購入したという。すると福山は「二桁違いの男になると言いながら、人に買ってもらおうとするスケールの小ささ」と当時の自分を反省した。