「R-1ぐらんぷり2017」司会は今年も雨上がり決死隊
2月28日(火)に“ひとり芸日本一”を決める「R-1ぐらんぷり2017」決勝が放送される。第15回を迎える今回も第2回から引き続き、雨上がり決死隊(宮迫博之、蛍原徹)が司会を務めることが決まった。今回は二人にR-1への思いや意気込みを語ってもらった。
――'16年はハリウッドザコシショウが優勝しました。
宮迫:ザコシが優勝するなんて、誰も予想していなかったんじゃないですか。 ザコシは優勝しないと思っていたので、決勝進出者会見では「おまえみたいなポンコツが優勝するか!」とイジっていました(笑)。 それがまさかの優勝ですからね。
蛍原:その場の“空気”によって、誰が優勝するのか本当に分からないですね。
――生放送で司会をしているときは勢いを感じてましたか?
蛍原:もちろんもちろん! お客さんのウケもすごかったです。
宮迫:「あれ? これ優勝するんちゃうの?」と思うのと同時に「コイツが優勝で大丈夫か?」とも思いました(笑)。でも、あれだけ笑いをとれば優勝です。
――雨上がり決死隊にとって「R-1」とは?
蛍原:まさか、ここまで続くと思っていませんでした。関西ローカルでしたしね。
宮迫:最初は「なんばグランド花月」でやりました。
蛍原:その後、大阪のカンテレや東京のスタジオでやって。今回で15回目なので、撮る場所も変わってきました。
宮迫:こんなに長く続くと思っていませんでした。
蛍原:ビックリですね。
――他のコンテストは芸歴の制限などありますが、R-1は「ひとりであればなんでもOK」ですね。
宮迫:同世代が出てくると、ついつい応援してしまいます。
蛍原:年が近い分ね。
宮迫:ただ、先輩はやめてほしいです。スベられても困る(笑)。
蛍原:わざわざ決勝まできてね(笑)。
――最後に視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
宮迫:予想通りの人が優勝することもありますが、予想外の人が優勝することもある、すごく夢のある大会です。皆さん楽しんで、一緒に応援してあげてください。
蛍原:決勝で初めて見る芸人もたくさんいると思いますので、新鮮さもあります。ぜひ楽しんで見てください。
<R-1ぐらんぷりの歴史>
「R-1ぐらんぷり」の「R」は、「落語」(RAKUGO)の頭文字から。落語フィールド活性化のため「新型落語宣言」と称し'02年にスタート。
第1回大会は、出場者は座布団の上で漫談を披露するというルールだった。第2回以降はその規制を廃止し、1人で芸を行えば、効果音なども使えるようになった。
出場者の芸歴が問われないため、アマチュアとベテラン芸人が同じ土俵で勝負するという極めてまれな光景も見ることができる。
第1回大会は、当時は無名で事務所にも所属していなかっただいたひかるが、数々の人気芸人たちを抑えて優勝。その後も、浅越ゴエ(第2回)、ほっしゃん。(第3回)、博多華丸(第4回)、なだぎ武(第5、6回連覇)、中山功太(第7回)、あべこうじ(第8回)、佐久間一行(第9回)、COWCOW・多田健二(第10回)、三浦マイルド(第11回)、やまもとまさみ(第12回)、じゅんいちダビッドソン(第13回)、ハリウッドザコシショウ(第14回)が“ひとり芸日本一”を勝ち取った。
2月28日(火) 夜7:00-8:54
フジテレビ系で放送
MC=雨上がり決死隊