新納慎也が、2022年に放送される大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(NHK総合ほか)に阿野全成役で出演することが発表された。
三谷幸喜が脚本を手掛け、小栗旬が主演を務める同作は、源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男・北条義時と、そんな彼を中心に鎌倉殿(鎌倉幕府将軍)に仕えた13人の家臣の姿を描く。
新納が演じるのは阿野全成。自身の役について新納は、「『あのぜんじょう』と読みます。源頼朝の異母弟であり、源義経の同母兄でありながら歴史上あまり有名ではないのかもしれません。少なくとも僕は存じ上げませんでした」とのこと。
しかし、「三谷さんはこういった歴史上あまり有名ではない人物に注目し、その人物を描くのが本当に上手でいらっしゃるので、どの様に描かれるのか今から楽しみにしています」と期待を寄せる。
また、「僕としては、有名な兄と弟に挟まれていた人物という事実だけでも、その心を想うと『演じ甲斐がありそうだな』と思ってしまいます。
『悪禅師』と言われた全成ですが、どういった意味での『悪』なのか、悪には悪にならざるを得なかった理由があると思います。心の内が滲み出るような奥深い阿野全成を演じられるよう頑張ります。
前回出演させていただいた『真田丸』(2016年、NHK総合ほか)の豊臣秀次とは真逆の役になるかもしれません。
秀次のイメージとはまた違った印象を持っていただけるように全身全霊全力で挑みたいと思います」と意気込みを語った。
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