新納の大河ドラマ出演は2016年に放送された「真田丸」以来。
新納は、「これが僕の初の大河ドラマであり、初の時代劇であり、映像経験も殆どなかった状態での参加でした。右も左も分からない状態でしたが、とにかく毎日が本当に刺激的で楽しかった記憶しかありません」と当時を振り返る。
そして、「堺雅人さんを筆頭に現場はすてきなお人柄の方ばかりで、本当に本当に幸せでした。そんな現場だったので僕は秀次を自由に伸び伸びと演じさせてもらうことが出来ました。
この出演は僕の役者人生を大きく変えました。今でも街中で『あの秀次の最期に号泣しました』と声を
かけていただけるほどに。僕自身も秀次に心を奪われていたと思います。秀次の小さなお墓を参拝した時は自然と涙が溢れてしまったのを覚えています。
『真田丸』『豊臣秀次役』は僕の中で代表作であり、一生忘れることのない素晴らしい経験です!」と思いを語った。
また、三谷作品には多く出演している新納。
新納は三谷について「僕にとって、地道に一歩一歩匍匐前進のように役者道を歩んでいる僕のところにたまにやって来てその行く先を示してくれて、パッと人生を変えてくれる。そんな存在です」とコメント。
「三谷作品の現場はいつも笑いが溢れています。でも、そこに求められるのは心の奥底の感情。人間の持つ哀しみや切なさ、様々な人間の感情が織りなす哀愁を感じざるを得ません。
だから三谷作品をやっている間は、心が繊細になり、なぜかとてもピュアになる気がします。そして自分も知らなかった部分が引き出される。そんな不思議な経験が出来るのが三谷作品かと」と三谷作品の魅力について亜明かした。
共演者については、「三谷作品はもちろん、いろんな現場でお会いしている方々が多いのですが、メンバーの豪華さに恐れおののいています。この中に入れていただけて本当に光栄です。
色んな方々のお話をしだすと長くなるので、我ら源氏一族だけに注目してみると…なんだこれは!!
なんて濃ゆいメンバーなんだ!(笑)
源氏一族だけでもスピンオフが作れるんじゃないかと思うほどのワクワクする源氏一族です。現段階の源氏一族の印象は『現場はうるさそう』です(笑)」と語り、
「このすてきな一族が登場すると視聴者がワクワクするような源氏一族になれたらうれしいです!頑張ります!」と意気込んだ。
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は11月16日から5日連続、公式Twitter上で出演の発表が行われ、三谷は「小出しに、小出しに発表されるので皆さん楽しみに待っていてください」とコメントしている。
これまで小池栄子、片岡愛之助、松平健、佐藤二朗、中川大志、小泉孝太郎、南沙良、野添義弘、杉本哲太、山本耕史、横田栄司、辻萬長、宮澤エマ、阿南健治、坂東彌十郎、金子大地の出演が発表されている。
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