KinKi Kids、25年ぶり『さんまのまんま』出演「さんまさんにしか引き出せない二人の顔が詰まっている」
KinKi Kidsコメント
――収録を終えた感想を教えてください。
剛:緊張しましたが、さんまさんにリラックスさせていただき、気を遣ってお話ししていただいたと思うんですけど、60過ぎたおじさんが、めちゃめちゃ働いた後にあんなことをしてるっていう話で、それ以降に話そうとしてことが全部飛んじゃいました。
光一:あの話は、僕としてはネタだったんですよ。でも、さんまさんがおっしゃった一言で何もかもぶっ飛びましたよね。ネタも何もなくなっちゃいました。
剛:全部真っ白です。ファーストコンサートと同じぐらい(笑)。
――光一さんは、いかがでしたか?
光一:ずっと優しい方ではあるんですけど、さらに優しさがにじみ出ている感じはありましたね。全方位に向かって気持ちよくさせてくださる方ですから。お笑い芸人さんの鏡ですね、いまさらですけど(笑)。
剛:本当は、さんまさんが40代ぐらいのときにどんな風なことを大切にして生きていらっしゃったかとか、その頃、座右の銘とかあったりしましたか?とか、いろいろ聞こうと思っていたんですけど全てはティッシュケースで…。
光一:いやぁ、ぶっ飛んだねぇ。
剛:きのうもさんまさんのレギュラー番組を見たんですけど、お笑いモンスターじゃないですか。今までだと「あっ、お笑いモンスターが出てる。また出てるやん。面白いなぁ」って思って見てたけど、これからは「ティッシュケースおじさんだ」と思って。これだけキャリアを積まれている明石家さんまというすごい人が、あんなことをしてるんだっていう驚きがあったんですけど、何かふに落ちたというか。そういうこともする人だから、いろんなことに対してきめ細かにお仕事をされていたり、トークでゲストやスタッフのことを考えたりされてるんだなって思いました。
光一:愛があふれてるんだろうなぁ。
剛:もう本当に気持ちよく眠れそうです。
――最後に読者へメッセージをお願いします。
剛:この機会をいただいたことで、僕らのファンも普段見ない僕らの一面が出ているはずなんですよ。さんまさんと話すから出てくる二人っていうのがあったんです。さんまさんがすごいからKinKi Kidsの人間性を引き出してくださる。それで僕らも楽しくお話しさせてもらいました。普段僕らが見せていない素の部分が出ていると思いますので、その辺りは楽しんでもらえるかなと思いますね。
光一:我々もそれなりに長くこの世界にいますけど、さんまさんとお会いする機会ってそんなに多くなくて、でも不思議と“お久しぶりです”っていう感覚にもならない。それはさんまさんがずっとテレビに出ていらっしゃって一方的に見ているからだと思うんですね。それでいてリラックスさせていただいて、構えることがなく、自然体な自分たちでいられたけど、さんまさんにしか引き出せない二人の顔というか、そういった部分が詰まった時間だと思いますね。