LiSA、母からの手紙に涙「ずっと愛してるよと言い続けてきてくれました」
SPEEDに影響を受け、単身で沖縄に移住
番組ではLiSAについて3000人からアンケート調査を行い、寄せられた疑問に回答したほか、LiSAの下積み時代からブレイクするまでの軌跡を再現VTRで紹介した。
子どもの頃に、人見知りをなおすためにミュージカル教室に入ったLiSA。当時、影響を受けたアーティストはSPEEDで、11歳の時にダンススクールに通うために、単身で沖縄へ移住。LiSAは「母が『自分の人生を変えたいなら』って用意してくれた」と語った。
14歳で岐阜に戻り、16歳でパンクロックバンド「CHUCKY」を結成。しかし、メンバーとのすれ違いからデビューを目指す夢は叶わず。LiSAは20歳のときに家出同然で上京した。
上京前にアルバイトで貯めた100万円は引っ越し代やスタジオ代で底をつき、部屋には布団一組と衣類を入れた段ボールだけ。100円ショップで購入したなめ茸とご飯だけで1ヵ月過ごしたという。
LiSAの心を支えたのは、母の言葉
オーディションに落ち続ける日々だったが、LiSAの心を支えたのは、母から言われた「今日もいい日だ」の言葉。上京前にこれを言ってから寝るように、と母に言われたという。この言葉は、現在もLiSAの座右の銘であり、ブログやサインにも使われている。
中居から「お母さんの支えっていうのは、繋がりっていうのはやっぱり大きかったですか?」と聞かれると、「そうですね。その時々自分が選んだこと…一番応援していてくれたのが母だったので…」と涙ながらに語った。
また、中居から「今日はお母さんからメッセージがあるようです」と紹介されると、LiSAは涙目で「もういいです」と笑いを誘い、中居が手紙を代読した。
母からの手紙
「多くの人に支えられ、恵まれ、LiSAはここまで来ることができました。応援して頂いた皆さま、本当にありがとうございます。りっちゃん、ここまでの道のり。諦めず、よくやってきたね。どれだけ泣き、どれだけ怖かったか。自分と向き合い、どれだけ戦ってきたことか…。これからも目の前の人の希望になるように、LiSAらしく楽しんでね。世界一、愛してますよ。」
目に涙を溜めたLiSAに、「愛されてますよ」と声をかけた中居。続けて、「なんかぶつかったときもあるでしょうし、いき違うこともあるでしょうけど、いま歩幅が合ってきたというか」と語りかけると、LiSAは「母は何も変わらず、ずっと愛してるよと言い続けてきてくれましたし、信じてるよって言い続けてきてくれてたんですけど、私が少しずつ大人になって、それにきちんと気づけるようになった気がします」と語った。
視聴者からは「素敵なお母さんですね」「母子の関係に感動した」などの声があがったほか、LiSAもTwitterで「中居さん、ゲストの皆さん、そして本当に大切に丁寧に番組を作ってくださった皆様ありがとうございました。ここからまた一緒に幸せ探して毎日進もうね。今日もいい日だっ。」と投稿した。