林修、21歳ニート青年に敗北宣言「あの天才を動かすだけのものが自分にはなかった」<初耳学>
「3年前の僕みたいな人に目が向けばいいな」
インターネットにアップした半生記をきっかけに今、大西さんのアートは評価され始めている。大西さんは「助けたいという人がいるのはすごくありがたいことなんですけど、僕よりも3年前の僕みたいな人がいっぱいいるから、そういう人に目が向けばいいなぁと思ってるんですよ」「僕をほめたたえるのではなく、身の回りのそういう人たちに声を掛けてほしい。友達になってあげてほしいですね。3年前の僕に」と呼び掛けた。
インタビューを終え、林先生は大西さんの思考の深さに感服しきり。「感想を一言でいえば、敗北感でしかない。やっぱりあの天才を動かすだけのものが自分にはなかったなっていうのが本当に自分の力不足ですね」と舌を巻き、「最後、聞きました? “僕じゃなくて3年前の僕”、そっちに手を差し伸べてくれっていうのが、彼ですよ」と感じ入った。
天才二人の深淵なやりとりは、スタジオゲスト陣を圧倒。それだけに、小杉竜一(ブラックマヨネーズ)が「ちょっとやり取りが速すぎて見えないんですけど」とツッコミを入れると、スタジオは爆笑に包まれた。
次回の「林先生の初耳学」は2月28日(日)に放送する。