<田村淳&登坂淳一インタビュー>淳が若手起業家のアドバイスで“秘伝の味”をビジネス化!? 実母の言葉は「ゴーサインだと思ってます(笑)」
“喋れる起業家”の登場に「“何となく出てきたタレント”は淘汰されていくのかな(笑)」(田村)
――今回ゲストでいらっしゃった経営者、起業家の皆さんも個性的なメンバーでしたが、収録を通して皆さんの印象はいかがでしたか?
登坂:何かすごく考え方が違うというか、目の付けどころが多角的だなと思いましたね。
田村:自分が考えていることをきちんと言語化できる起業家が増えたので、そこは普通のコメンテーターじゃ太刀打ちできないですよね(笑)。「一つの成功体験を持っている起業家の方が言葉を巧みに操り始めたら最強だな」っていうのは、今日のお三方と触れ合ってみて感じました。
登坂:説得力があるなと思いました。(起業家がビジネスチャンスについてプレゼンする際も)「なるほど」とすごく腑に落ちる感じがしました。
――収録中も仰っていましたが、“キャラ先行”ではない第一線で活躍されている起業家の皆さんが真剣にお話しされていると、やはり説得力が違いますよね。
田村:「これから“何となく出てきたタレント”は淘汰されていくのかな」と思いましたよ(笑)。起業家の皆さんの方がお話も面白いですし、テレビやメディアに忖度せずに話すので、今の世の中で求められているコメントが出てくると思いますよね。
ネット世代の考え方に興味津々!
――「おうち時間」にまつわるビジネスチャンスを起業家の皆さんがプレゼンしていくのも今回の番組の見どころですが、お二人はコロナ禍以降の「おうち時間」をどのように過ごしていましたか?
田村:僕は「おうち時間」の過ごし方を自然と楽しみつつ、自分の庭でキャンプしている子と動画配信したりしてました。あとは娘と触れ合う機会も多かったので、わざと娘との写真をInstagramで多めにアップすると好感度が自然と上がるとか(笑)。
「(好感度って)こんな簡単に上がるんだ!」って感じでしたね。写真一枚載せるだけでイメージが独り歩きしていくので、「こうやってブランディングってやるんだ」って思いましたね(笑)。
――淳さんはいろんな活動をされているので、ご自身のブランディングにも自覚的なのかなと思っていました(笑)。
田村:これまで「家族はあまり出さない方がいいかな」と思っていたんですけど、Youtuberの水溜りボンドから「淳さんは生きていること全部をさらけ出した方がいいですよ」って教わって。「じゃあ出してみよう」と思ってやってみたら、やっぱり今の(若い世代に受ける)感覚を持っている人気Youtuberの言うことは確かだったなと思いました。
登坂:全部さらけ出すって、ちょっと怖かったりしますよね?
田村:最初は「娘を利用して!」とか言われるかなと思っていたら、僕より年上の人はそういう感覚があるかもしれないですけど、年下の世代は家族の写真を見てもそう思う人は少ないんだなって感じます。そこは世代間ギャップなんですね。
登坂:僕もYoutubeをやっていますが、若いスタッフと一緒に作っていると、淳さんが仰っていたような若い世代の感覚で「もっと見せてください」とか「普段の様子はどうなんですか?」とか言われるんです。なので、(自分たちの世代とは)感覚が少し違うというか、今はそういうことが好まれる時代なんだなと思いますね。
3月18日(木)夜9:00-10:00
BS12 トゥエルビにて放送
番組HP:https://www.twellv.co.jp/program/documentary/gyokaichance/