『2021年冬ドラマ』の視聴動向振り返り 視聴率は「天国と地獄」「ボス恋」、SNS話題性は「西荻窪 三ツ星洋酒堂」
1月最終週・2月初週のスマートテレビ視聴&録画割合
一方、多くの冬ドラマが放送開始していた1月最終週の関東のスマートテレビ視聴データにおける視聴割合(%)と、2月初週の録画割合(%)を見るとこのようなランキングに。
【1月最終週のスマートテレビ視聴割合データより】
第1位:「天国と地獄~サイコな2人~」第三話
第2位:「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」♯3
第3位:「【連続テレビ小説】おちょやん」(40)※39、38、36、37の順に続く
第4位:「俺の家の話」第2話
第5位:「ウチの娘は、彼氏が出来ない‼」#03
第6位:「君と世界が終わる日に」#03
第7位:「知ってるワイフ」#04
第8位:「レッドアイズ 監視捜査班」#02
第9位:「監察医 朝顔」#11
第10位:「麒麟(きりん)がくる」(43)
※第3位-第7位は「おちょやん」の各話が占めていたが、作品毎のランキングに調整。
【2月初週のスマートテレビ録画割合データより】
第1位:「天国と地獄~サイコな2人~」第四話
第2位:「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」♯4
第3位:「俺の家の話」第3話
第4位:「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」#4
第5位:「知ってるワイフ」#05
第6位:「監察医 朝顔」#12
第7位:「レッドアイズ 監視捜査班」#03
第8位:「君と世界が終わる日に」#04
第9位:「にじいろカルテ」#3
第10位:「青のSP(スクールポリス)-学校内警察・嶋田隆平-」#04
ほとんど同じ作品の並びではあるが、やはり“朝ドラ”はリアルタイム、人気作ほか命と向き合う物語に時に考えさせられる「にじいろカルテ」などは録画派も多かったということだろうか。
1月最終週のリアルタイム&タイムシフト世帯平均視聴率
同時期の関東地区の世帯平均視聴率(ビデオリサーチ調べ)をリアルタイム、タイムシフトそれぞれで見てみるとこのような作品が並んだ。
【1月最終週のリアルタイム世帯平均視聴率より】
第1位:「おちょやん」
第2位:「相棒」
第3位:「天国と地獄 ~サイコな2人~」
第4位:「大河ドラマ『麒麟がくる』」
第5位:「遺留捜査」
第6位:「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」
第7位:「にじいろカルテ」
第8位:「レッドアイズ 監視捜査班」
第9位:「監察医 朝顔」
第10位:「俺の家の話」
【1月最終週のタイムシフト世帯平均視聴率より】
第1位:「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」
第2位:「天国と地獄 ~サイコな2人~」
第3位:「監察医 朝顔」
第4位:「俺の家の話」
第5位:「ウチの娘は、彼氏が出来ない‼」
第6位:「知ってるワイフ」
第7位:「レッドアイズ 監視捜査班」
第8位:「にじいろカルテ」
第9位:「青のSP(スクールポリス)-学校内警察・嶋田隆平-」
第10位:「おちょやん」
※放送開始から7日内(168時間内)でのタイムシフト視聴の実態を示したもの
リアルタイムでは、安定感のあるシリーズ作品「相棒」「遺留捜査」 などが入ったが、タイムシフトではやはり「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」「天国と地獄 ~サイコな2人~」の2作が最上位となる結果に。
2021年冬ドラマでチェックしておきたい3作
各話の平均視聴率としては、第1位「天国と地獄 ~サイコな2人~」、第2位「監察医 朝顔」、第3位「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」、第4位「にじいろカルテ」、第5位「レッドアイズ 監視捜査班」といったデータもある。
そんな中で、さまざまなデータを通して視聴率や話題性の両面から見ると、2021年冬ドラマを今後チェックする方には、“ハラハラ系”「天国と地獄 ~サイコな2人~」、“胸キュン系”「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」の2強、さらにSNS話題性の強かった「西荻窪 三ツ星洋酒堂」をオススメしたい。