アンジュルム、メジャーデビュー10周年イヤーに未来のエース候補が誕生!
ハロー!プロジェクトの春の風物詩ライブ「ひなフェス」が、3月27日、28日の2日間、千葉・幕張メッセ国際展示場1・2ホールで行われた。両日共に2公演ずつ開催され、27日の昼公演はつばきファクトリー&BEYOOOOONDS、夜公演はJuice=Juice、28日の昼はアンジュルム、夜はモーニング娘。’21がそれぞれメインを務めた。その中から、今回は28日昼の“アンジュルムプレミアム”の模様をリポートする。
アンジュルムには、新メンバーとして2020年に川名凜、為永幸音、松本わかなが加入。この3名が加わってから初となるアンジュルムの名を冠した公演に、会場はもちろん、ニコニコ生放送を通じて見ていたファンからもSNSなどで大きな反響が。
ライブはアンジュルムの「限りあるMoment」でスタート。その後、リーダー・竹内朱莉の「楽しんでますか!」の問いかけに、声援を送ることのできない会場から大きな拍手が巻き起こる。その勢いのまま続けて「出過ぎた杭は打たれない」「ミラー・ミラー」と連続で披露していく。
3曲パフォーマンスを終えた後、竹内とモーニング娘。’21のリーダーである譜久村聖のMCに。その際、竹内が「あんな曲やこんな曲、そんな曲もやります!」と宣言。このアナウンスに会場の期待感も一気に高まっていく。
MCの後は、ハロプロ研修生、BEYOOOOONDS、つばきファクトリーの順番で、各グループが新曲を交えたパフォーマンスタイムへ。会場の熱気が上昇していくなか、「ひなフェス」の醍醐味の一つであるソロコーナーへ突入する。ここでは、事前の抽選会により会場で歌うメンバーが選出され、本公演では、アンジュルムの佐々木莉佳子が務めることに(ソロ以外にデュオ、トリオによるパフォーマンスも)。
佐々木はソロでモーニング娘。の「Fantasyが始まる」を披露。会場が佐々木のメンバーカラーである黄色に染まる中、モーニング娘。のプラチナ期の名曲をクールに歌いこなす。佐々木は自身のブログで「もうありえん燃えたし、最高に興奮するステージでした! あのステージに立った瞬間に体内から何かが分泌される感覚とか、本番でしかでないしぐさとか表情とか、本当に楽しかった〜」と振り返っている。
その後は、笠原桃奈(アンジュルム)と小野田紗栞(つばきファクトリー)の二人によるデュオが、℃-uteの「無限クライマックス」を披露。なかでも笠原が18歳とは思えない大人らしいパフォーマンスで会場を魅了する。トリオではモーニング娘。’21の加賀楓、横山玲奈、山崎愛生がプッチモニの「ちょこっとLOVE」をかわいらしくパフォーマンス。“ハロー!プロジェクトのトリオと言えば”の往年の名曲で、会場を沸かせていた。