薬丸裕英と松嶋尚美が「うるしやま家」について語る<うるしやま家6男6女14人大家族SP>
――今回は特に真面目な感想ですね。
松嶋尚美:だって、すごいわー。親が、“お兄ちゃんやねんから!お姉ちゃんやねんから!”って言ってないのに、長男、長女二人はそれを背負っていた気がするの。親がそこをあまり言わないのも、すごいなって思う。子どもたちが、自分からそれを背負うわけじゃない。小さい子どもたちも、親にあれしてこれしてって言われるより、お兄ちゃんお姉ちゃんに言われる方が言う事を聞きやすいのかな。分からん。この家庭、なんでこんなにうまくいくんやろう(笑)。
薬丸裕英:葵君(長男)が家を出るときも、海音ちゃん(かのん・長女)は“お兄ちゃんがいなくなったら心配”って不安いっぱいだったけれど、葵君の穴埋めを見事やってのけたんですよね。で、今回ダブルで、海音ちゃんと柚杏ちゃん(ゆあん・次女)が、大学受験などで家のことが出来なくなったけれど、そこに登場したのが美心ちゃん(みおん・三女)小学6年生。この子が今後どう成長していくのか分からないですが、空いた役割にうまく誰かが入っていく…でもそれは誰も教えていない。見て学んでいる。その家族の絆が素晴らしいなと、本当に思います。
松嶋「この番組を見た後は、良く眠れると思います(笑)」
――みどころを教えて下さい。
薬丸:今回は、最初から最後まで、あんこがずっしりつまったたい焼きみたいな感じです。あ、こんなことが起こるんだ、こうやって乗り越えていくんだ、と目が離せないので、見るときはお風呂とかご飯とか全て済ませて見てほしいと思います。目を離さないでほしいですね。
松嶋:うん、うん、うん、うん。どの子どもの気持ちになっても、泣いちゃう。それも悲しい涙じゃなくて複雑やねんね。感動もあるし、寂しさ、うれしさ、全てが詰まっていて…、自分の感情が壊れそう。この番組を見た後は、良く眠れると思います(笑)。
大家族・うるしやま家プロフィール
うるしやま家6男6女の男の子は、長男・葵(あおい・22)、中学生3人組の凜(りん・中3)、璃(りお・中2)、瑠(あいる・中1)、そして碧(あみる・5)、末っ子の叶(りた・3)、女の子は、就職した海音(かのん・20)、大学受験を終えた柚杏(ゆあん・大1)、小学生4人組の美心(みおん・小6)、菜夢(なゆん・小5)、空蘭(そらん・小3)、月姫(まりん・小1)だが、この放送で13人目が誕生。