九州・福岡を拠点に活動するアイドルグループ・LinQが18日、福岡・福岡国際会議場にて結成10周年記念ライブ「#LinQ10祭〜だって好きっちゃもん!〜 」を開催した。同ライブは、これまでのLinQの10年間を振り返り、そしてこれからのLinQに期待してもらう意味を込めて「過去・現在・未来へ」をテーマに掲げ、メンバー自らが初めてライブの演出、構成までをプロデュース。前日17日に結成10周年を迎えたLinQメンバーは、ファンと共に10周年を盛大に祝った。ライブでは、卒業メンバー29人からのサプライズのお祝いコメントも寄せられ、4月に卒業を控えるリーダーの吉川千愛が涙ぐむ場面も見られた。
新木さくらの「LinQ10祭〜!」に続く海月らなの「Shall We Dance?」の掛け声と共に始まったライブは、「進め!少年少女」からスタート。ステージ天井に設置されたミラーボールが会場を華やかに彩り、オープニングからさながらダンスフロアのような盛り上がりに。「ウェッサイ!!ガッサイ!!」に続く「チャイムが終われば」ではLinQ KIDSのメンバーたちが生徒役で登場。ファンは声が出せない代わりに、12月の9周年ライブでも使われた、メンバー発案のLinQロゴがプリントされたスティックバルーンを使って音を出して、サイリウムと共にライブを盛り上げた。
最初のMCで「10年前からのファンの方も、今日初めて来た方、LinQに出会った時期は皆さん違いますが、いろんな層の方に楽しんでいただける内容です」と高木悠未が挨拶した後、スクリーンには過去の周年ライブのダイジェスト映像が。昨年12月に行われた9周年ライブから時を巻き戻し、2011年のデビュー当時の映像まで遡ると、ステージにメンバーが登場。「LinQはこの曲からデビューしました!」と一期生である高木の紹介から「ハジメマシテ」が流れ、メドレー形式で「Let's feel together」「シアワセのエナジー」「虹」など初期の曲を一気に披露。会場に詰め掛けた最近のファンに、LinQの過去を改めて紹介した。
LinQ KIDSの紹介を挟んで、テーマは過去から現在のLinQへ。「絶対Alright!」から「Wavy Hug」「情熱☆サラマンダー」など、現在の6人体制のLinQの楽曲を中心に構成された5曲で、中にはスクリーンに歌詞を映し出す曲も。こちらはかつてのLinQファンに、当時とは違う現在のLinQを紹介する形になった。
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